| 成分名 | オレイン酸K |
| 医薬部外品名 | オレイン酸カリウム |
| 慣用名・別名 | オレイン酸K |
| INCI名 | Potassium Oleate |
| 化学式 | C18H33KO2 |
| 分子量 | 304.48 Da |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 8.0〜10.5 |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
オレイン酸K(Potassium Oleate)は、オレイン酸(C18:1の不飽和脂肪酸)と水酸化カリウムの中和反応によって得られる石鹸系アニオン界面活性剤(カリウムセッケン)である。ナトリウム石鹸(固形石鹸)に対し、カリウム塩は液体石鹸として使用されることが多く、シャンプー・全身ソープ・洗顔料などに配合される。
洗浄メカニズムは界面活性剤のミセル形成による皮脂・汚れの乳化・除去であり、洗浄力は標準的。ただしpH依存性が高く、酸性側では不溶化して洗浄力が著しく低下するため、使用製品はアルカリ域(pH8〜10程度)が必要。このアルカリ性は頭皮・肌への刺激や皮膚バリア機能の低下を招くリスクがある。
皮膚刺激性・眼刺激性についての懸念が報告されており、敏感肌・アトピー肌への使用には注意が必要。また硬水中ではカルシウム・マグネシウムと反応して金属石鹸(スカム)を形成し、洗浄力が低下するという実用上の問題もある。
安全性・素材の品質面では現代の合成界面活性剤と比較して劣位にあり、頭皮・肌への長期的なダメージリスクから積極的に推奨できる成分ではない。オリーブ由来など天然素材由来であることを売りにした製品に配合されることがあるが、それ自体が安全・低刺激を意味するわけではない点に注意が必要である。環境負荷は生分解性は比較的高いものの、製造工程・アルカリ廃液の影響が懸念される。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)