| 成分名 | 軽質イソパラフィン |
| 慣用名・別名 | 軽質イソパラフィン |
| INCI名 | Isoparaffin |
| 化学式 | C10H22〜C16H34(混合物) |
| 分子量 | 142〜226 g/mol |
| 由来 | 石油由来合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜30% |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品原料基準収載外(一般成分) |
| カテゴリ | 成分 |
軽質イソパラフィンは、石油を原料に合成される油剤(油性成分)だ。炭素が10〜16個つながった、枝分かれのある炭化水素(イソパラフィン)を混ぜたもので、さらっとした軽い液状の油にあたる。
配合の目的は、肌や髪の表面に薄い油膜をつくって、なめらかさや感触をよくすることだ。揮発しやすい性質があり、べたつきの少ない軽い使い心地を出すために使われる。この成分を含む商品は、乳液などのスキンケア化粧品が多く、ヘアケアではトリートメントにも見られる。
安全性については、米国の成分安全性評価(CIR)で「Safe as Used(現在の使われ方では安全)」とされている。EWGのスコアは1〜10のうち2で、懸念は低い側だ。EUでの規制はなく、日本でも化粧品原料基準の対象外の一般的な成分に位置づけられる。EUの表示義務アレルゲンには該当せず、感作性(アレルギーを起こしやすい性質)の分類もない。
肌との相性では、毛穴をふさぎやすさの目安であるコメドジェニック指数が0〜5のうち1と低めだ。ただし、肌に合うかどうかは人によって違うため、初めて使う商品は少量から試すとよい。石油由来の合成成分なので、環境への負荷はやや高めとされる点も知っておきたい。軽い感触を好む人には選びやすい成分だが、全成分表示の前のほうに載っているほど配合量が多いと考えられる。