Ingredient Analysis

ポリオキシエチレンアルキル(12.13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)

アニオン界面活性剤 4件の商品に配合 ID: 87466
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ポリオキシエチレンアルキル(12.13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)
医薬部外品名ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)
慣用名・別名(C12,C13)パレス-3硫酸Na / POE(3)アルキル(12,13)エーテル硫酸Na
INCI名SODIUM C12-13 PARETH SULFATE
化学式C15-16H31-33(OCH2CH2)3OSO3Na(平均)
由来半合成
推奨配合濃度2〜5%
適正pH域5.5〜7.0
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

(C12,13)パレス-3硫酸Naとも呼ばれるアニオン界面活性剤。ラウレス硫酸ナトリウムと同等の強力な洗浄力を持ち、POEを付加して分子量を大きくすることで皮膚浸透を抑制した改良型硫酸エステル塩洗浄剤。泡立ちは優秀だが脱脂力が高く、頭皮・肌への負担が懸念される。医薬部外品成分として指定あり。

ポリオキシエチレンアルキル(12.13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)の解析

表面を強力に洗い流す高洗浄力アニオン界面活性剤

炭素数12・13のアルキル鎖に酸化エチレンを3モル付加したポリオキシエチレンエーテルの硫酸エステルナトリウム塩で、INCI名はSodium C12-13 Pareth Sulfate。よく知られるラウレス硫酸ナトリウム(SLES)と構造・性能ともに非常に近く、シャンプーや洗浄系製品に幅広く使用されてきた洗浄基剤のひとつです。

改良型だが脱脂力は健在
古くは石けんやラウリル硫酸ナトリウムが使われていましたが、ラウリル硫酸Naは分子が小さく皮膚への浸透性が高いため、大規模な肌荒れを引き起こした歴史があります。そこを改良しポリオキシエチレン鎖を付加して分子量を増大させたのが本成分の系統で、皮膚への浸透リスクは大幅に低下しました。しかし洗浄・脱脂力は依然として高く、過度の使用は皮脂の過剰除去や乾燥・バリア機能の低下を招くリスクがあります。

配合時の注意点
硬水中でも安定して泡立つ優れた洗浄性を持つ一方、コンディショニング効果はほぼゼロで、すすぎ残しがあると頭皮刺激の原因になります。医薬部外品では表示指定成分に該当するため、使用者が成分を確認できるよう必ず表示が必要です。刺激を抑えたい場合はアミノ酸系やベタイン系など低刺激洗浄剤との組み合わせで配合量を抑えることが望ましいでしょう。

環境面での課題
生分解性はある程度確保されているものの、製造工程での石油由来資源の使用や廃水中の界面活性剤負荷が懸念されます。近年のサステナビリティ志向の流れの中では、植物由来・低刺激代替成分へのシフトが進んでいる成分でもあります。

相性の良い成分

増泡剤 キレート剤

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 陽イオン性ポリマー