Ingredient Analysis

ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)

アニオン界面活性剤 4件の商品に配合 ID: 87467
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-33

安全性
-49

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)
医薬部外品名ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)
慣用名・別名POE(3)アルキル(12,13)エーテル硫酸Na;(C12,13)パレス-3硫酸Na
INCI名Sodium C12-13 Pareth Sulfate
化学式C₁₅H₃₁(OCH₂CH₂)₃OSO₃Na(C12平均代表構造)
由来半合成
推奨配合濃度2〜5%
適正pH域5.5〜8.5
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +86
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -49
成分の素材品質・配合価値
安全性 -33
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

(C12,13)パレス-3硫酸Naとも呼ばれるアニオン界面活性剤。ラウレス硫酸ナトリウムと同等の強力な洗浄・脱脂力を持つ。分子量が大きいため肌への浸透は少ないが、過剰な脱脂により乾燥や頭皮ダメージを引き起こしやすい。コンディショニング効果はほぼなく、すすぎ残しに注意が必要。

ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)の解析

表面を一掃する強力洗浄剤

ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)は、INCI名「Sodium C12-13 Pareth Sulfate」で知られるアニオン界面活性剤です。炭素数12〜13のアルキル鎖に酸化エチレンを平均3モル付加し、硫酸エステルナトリウム塩とした構造で、平均分子量は約432。シャンプー・ボディウォッシュ等の洗浄系製品に幅広く使用されています。

ラウレス硫酸Na系の一種

かつてシャンプーの主流だった石けんは硬水中で泡立ちが悪く、その解決策として登場したラウリル硫酸ナトリウム(SLS)は優れた洗浄力を示す反面、低分子ゆえに皮膚に浸透して大規模な肌荒れを引き起こす問題がありました。その欠点を克服すべく分子量を大きくし、浸透しにくくしたのがラウレス硫酸ナトリウム系(SLES系)であり、本成分もその一種です。ポリオキシエチレン鎖が付加された構造により、皮膚への直接浸透リスクは低減されています。

脱脂力の強さが諸刃の剣

浸透リスクは抑えられているものの、脱脂力はSLS系と同等レベルで依然として高く、髪や頭皮の天然脂質を過剰に洗い流してしまうリスクがあります。乾燥肌・乾燥毛を招きやすく、頭皮環境への悪影響も懸念されます。硬水・整髪料存在下でも安定した泡立ちと洗浄力を発揮しますが、それはすなわち「洗いすぎ」につながりやすい性質でもあります。使用時は短時間での洗浄と速やかなすすぎを心がけ、すすぎ残しのないよう注意が必要です。コンディショニング・補修効果はほとんど期待できず、保湿成分との併用が推奨されます。

相性の良い成分

増粘剤 キレート剤 アニオン性ポリマー

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 高濃度カルシウム塩 高濃度マグネシウム塩