Ingredient Analysis

アシル(C12-14)アスパラギン酸TEA

アニオン界面活性剤 1件の商品に配合 ID: 87945
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+30

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名アシル(C12-14)アスパラギン酸TEA
医薬部外品名N-混合脂肪酸(C12,C14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液
INCI名TEA-LAUROYL/MYRISTOYL ASPARTATE
化学式C22H42N2O6・C3H7NO3(ラウロイル/ミリストイルアスパラギン酸TEA塩)
由来半合成
推奨配合濃度2〜6%
適正pH域5〜7
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数12・14の脂肪酸とアスパラギン酸のアミド結合にTEA塩を形成したアミノ酸系アニオン界面活性剤。旭化成ファインケム(現旭化成)が2015年に開発した比較的新しい成分で、弱酸性域(pH5〜7)でも豊かな泡立ちを示し、しっとりとした洗い上がりと優れた増粘性を両立する低刺激な洗浄剤。

アシル(C12-14)アスパラギン酸TEAの解析

アシル(C12-14)アスパラギン酸TEAは、ヤシ油由来のラウリン酸(C12)・ミリスチン酸(C14)と天然アミノ酸であるアスパラギン酸のアミド体にトリエタノールアミン(TEA)を中和塩として組み合わせた、アミノ酸系アニオン界面活性剤です。旭化成ファインケムが「アミノフォーマー® FCMT-L」として2015年頃に商品化した比較的新しい素材で、配合製品数はまだ限られています。

最大の特長は、弱酸性(pH5〜7)の領域でも安定した豊かな泡立ちを示す点です。従来のアミノ酸系洗浄剤の代表格であるアシルグルタミン酸系と比較して、起泡性が約1.5倍高いとされており、アミノ酸系洗浄剤の弱点だった「泡立ちの物足りなさ」を大幅に改善しています。泡質は細かくクリーミーで上質な洗い心地を与え、洗浄後はしっとりとした潤いのある仕上がりになります。

洗浄力は穏やかで適度なレベルにとどまり、必要な皮脂・汚れを除去しながらも過剰な脱脂を避けられるため、乾燥肌・敏感肌・頭皮ケアを重視するシャンプーに特に適しています。また増粘性に優れるため、他の粘度調整剤への依存を減らせる処方設計上のメリットもあります。

安全性面では、アミノ酸系界面活性剤全般に共通する低刺激性・低皮膚刺激性を持ち、粘膜刺激も小さいと評価されています。現時点で重篤なアレルギーや皮膚障害の報告はなく、比較的安心して使用できる成分です。環境面では天然由来原料を主体とした構造から生分解性も期待でき、サステナビリティの観点でも評価されます。

相性の良い成分

グリセリン ベタイン 加水分解タンパク質

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ調整剤 陽イオン界面活性剤

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