| 成分名 | スフィンゴモナス培養エキス |
| INCI名 | Sphingomonas Ferment Extract |
| 化学式 | スフィンゴ脂質(セラミド様物質)、多糖類、タンパク質を含む複合発酵エキス |
| 由来 | 発酵 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜2% |
| 適正pH域 | 4.0〜6.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
スフィンゴモナス培養エキスは、グラム陰性の非病原性細菌であるSphingomonas属(特にS. paucimobilis、S. koreensisなどの菌株)を培養・発酵して得られる微生物由来の発酵エキスです。自然界に広く存在するこれらの細菌は、特徴的なスフィンゴ脂質(セラミド様物質)を細胞膜成分として有しており、その培養エキスには保湿・バリア強化に寄与する脂質成分が豊富に含まれます。
最も注目される作用は保湿・バリア機能強化です。エキス中に含まれるスフィンゴ脂質が角質細胞間脂質の構造を補完し、経皮水分蒸散量(TEWL)の低下に貢献するとされています。乾燥肌や敏感肌のケアにも適しており、細胞賦活(活性化)作用により肌のターンオーバーを正常化する効果も期待されます。
加えて、抗酸化作用によってフリーラジカルを中和し、紫外線や環境ストレスによる酸化ダメージから肌を保護します。抗炎症作用では肌の赤みや刺激を軽減し、敏感肌製品との親和性も高い成分です。さらにメラニン生成抑制によるブライトニング効果も報告されており、美白ケア製品への配合事例も見られます。
発酵由来成分として生分解性が高く、環境負荷が低い点も評価されています。化粧品への配合量は微量であることが多く、単独での効果発現よりも他の保湿成分(ヒアルロン酸、セラミドなど)との相乗効果が期待されます。ORBIS・FANCLなど国内大手ブランドのスキンケア・ヘアケア製品にも採用されており、注目度の高い次世代発酵素材です。
6件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)