| 成分名 | アブラナ種子油アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート |
| INCI名 | Brassicamidopropyl Ethyldimonium Ethosulfate |
| 由来 | 植物性・半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 3.5〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
アブラナ種子油アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートは、アブラナ(菜種)種子油由来の脂肪酸を出発原料として合成された第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤である。アミドプロピル基を介して植物性脂肪酸鎖と4級アンモニウム部位が結合し、エトサルフェート(エチル硫酸塩)を対イオンとして持つ構造が特徴。
毛髪は洗浄後に負電荷を帯びているため、正電荷を持つカチオン成分は静電吸着によりキューティクルへ効率よく吸着し、コンディショニング・帯電防止・柔軟化を発揮する。アブラナ油由来の炭素鎖(主にC18系オレイン酸・リノール酸系)は適度な疎水性を持ち、毛髪表面に薄い油膜を形成することで指通りの向上やツヤ付与にも寄与する。
植物由来のカチオン剤であることから、石油系の代替として評価される場面もあるが、カチオン界面活性剤全般として頭皮・皮膚への刺激性は一定程度あり、高濃度での使用や敏感肌への注意が必要。安全性データは限定的であり、EWGスコアや欧米規制機関による詳細な安全評価データは公開が少ない。
コンディショナー・リンス・トリートメント・ヘアマスクなどの洗い流し型製品での使用が主体で、通常濃度(0.5〜2%程度)での配合では毛髪への滑らかさ・指通り改善効果が期待できる。生分解性はある程度期待されるが、カチオン界面活性剤として水生生物への影響も考慮すべき点がある。
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