| 成分名 | ココイルコメアミノ酸K |
| 医薬部外品名 | N-ヤシ油脂肪酸アシルコメアミノ酸カリウム |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸アシルコメアミノ酸K |
| INCI名 | Potassium Cocoyl Rice Amino Acids |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 3〜12% |
| 適正pH域 | 4.0〜7.0 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ココイルコメアミノ酸Kは、ヤシ油由来の脂肪酸(ココイル基)とコメ(米)タンパク質を加水分解して得られたアミノ酸混合物をアシル化し、カリウム塩にしたアミノ酸系アニオン界面活性剤です。INCI名は「Potassium Cocoyl Rice Amino Acids」に相当し、洗浄・発泡・コンディショニング目的でシャンプー・洗顔料・ボディソープなどに広く配合されています。
最大の特徴は弱酸性(pH約5〜6)で機能する洗浄力を持つ点です。一般的なアルカリ性石けんと異なり、肌本来のpHに近い領域で洗浄できるため、角層のバリア機能や天然保湿因子(NMF)の過剰溶出を抑制します。きめ細かくクリーミーな泡を形成し、汚れを包み込みながら摩擦を最小化するため、敏感肌・乾燥肌・頭皮ケア向け製品に特に適しています。
コメアミノ酸由来の成分(グルタミン酸・アラニン・ロイシンなど複数のアミノ酸が混在)が洗い流し後もわずかに残留し、毛髪や肌表面にしっとり感・なめらかさをもたらします。コメ由来という天然・植物性の素材背景から、エシカル・ナチュラル志向の製品にも採用されやすい成分です。生分解性にも優れており、環境負荷は比較的低い部類に入ります。
洗浄力はラウレス硫酸塩(SLES)などの高洗浄界面活性剤と比べて穏やかで、過剰脱脂リスクが低い反面、皮脂量が多い場合は単独使用ではやや洗浄力が不足することがあります。実用上はラウロイルグルタミン酸Na・コカミドプロピルベタインなどとの組み合わせでバランスが取れることが多く、泡質・使用感のチューニングに活用されます。安全性プロファイルは高く、刺激性・感作性リスクともに低い評価が得られています。