Ingredient Analysis

テトライソステアリン酸スクロース

成分 8件の商品に配合 ID: 88206
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+15

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名テトライソステアリン酸スクロース
医薬部外品名ショ糖脂肪酸エステル
INCI名Sucrose Tetraisostearate
化学式C86H158O11
分子量約1400〜1500 g/mol
由来植物由来(サトウキビ・植物油脂)
推奨配合濃度最大20%(リーブオン)
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品原料規格2021収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +15
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ショ糖と4つのイソステアリン酸のテトラエステル。油性基剤・乳化安定剤として機能

テトライソステアリン酸スクロースの解析

テトライソステアリン酸スクロースは、ショ糖(砂糖の主成分)に、イソステアリン酸という脂肪酸が4つ結びついた油剤である。サトウキビと植物油脂を原料にした植物由来のエステル(酸とアルコールが結合した化合物)で、さらりとした油性の性質をもつ。医薬部外品では「ショ糖脂肪酸エステル」と表示され、英語では Sucrose Tetraisostearate と書かれる。

主な役割は、製品の油分をなじませる油性基剤と、水と油の混ざった状態を保つ乳化安定剤である。肌や髪の表面になめらかな感触を与える目的で配合され、顔料などの粉体を均一に散らす助けにもなる。この成分を含む公開中の商品はトリートメントが中心で、スキンケア用の化粧品やシャンプーにも使われている。

安全性については、米国の成分安全性評価(CIR)で「Safe as Used」、つまり現在使われている範囲では安全とされている。EU では規制がなく、表示義務のあるアレルゲンにも該当しない。日本では医薬部外品原料規格2021に収載されている。感作性(アレルギーを起こしやすさ)も特に分類されていない。ただし、肌質によって合わないことはあり得るため、完全に安全とは言い切れない。

気にする人が多いのは、肌や頭皮との相性と配合の位置だろう。油剤と聞くと重い仕上がりを想像しがちだが、この成分は他の成分を混ぜやすくする働きも担うため、これだけで使い心地が決まるわけではない。敏感肌の人は、初めて使う商品ではパッチテストなどで試しておくと安心である。

商品を選ぶときは、この成分だけで判断せず、ほかの保湿成分や洗浄成分との組み合わせ全体で見るとよい。

相性の良い成分

メチルフェニルシリコーン、環状シリコーン、オリーブ油、流動パラフィン