| 成分名 | ラウロアン酢酸Na |
| 慣用名・別名 | ラウロアンホ酢酸ナトリウム |
| INCI名 | Sodium Lauroamphoacetate |
| 化学式 | C16H30NNaO3 |
| 分子量 | 247.34 Da |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.5 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロアンホ酢酸Na(Sodium Lauroamphoacetate)は、ラウリン酸とアルキルイミダゾリンを原料とするグリシン型両性界面活性剤で、1960年代から洗浄用途に広く活用されてきた歴史ある成分です。かつてはイミダゾリン型として分類されていましたが、1990年代の研究によりグリシン型が主生成物であることが判明しました。
pHによって性質が変化する点が特徴的で、中性域では両性界面活性剤として機能し、塩基性域では陰イオン界面活性剤、酸性域では陽イオン界面活性剤の性質を示します。この万能性により、様々な製品処方での使用が可能です。
主な機能は洗浄・起泡・刺激緩和・コンディショニングの4つ。特に陰イオン界面活性剤(ラウレス硫酸Naなど)と組み合わせることで、強い起泡と洗浄力を発揮しながら、その刺激性を緩和するバッファー的役割を果たします。また、コアセルベート形成(陰イオン界面活性剤+両性界面活性剤+カチオン化高分子の組み合わせ)に関与し、シリコーンなどを髪に効率よく吸着させるコンディショニング効果も期待できます。
安全性は比較的高く、眼刺激性が低いことからベビーシャンプーやノーティア処方にも採用されます。ただし対硬水性に若干の弱点があるため、実際の処方では他の界面活性剤との併用が一般的です。コカミドプロピルベタインに近い性能を持つ代替成分としても評価されています。