| 成分名 | ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNa |
| 慣用名・別名 | ラウロイルメチルタウリンNa |
| INCI名 | SODIUM LAUROYL METHYL TAURATE |
| 化学式 | C₁₆H₃₂NO₅SNa |
| 分子量 | 347.48 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 8〜12% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロイルメチル-β-アラニンタウリンNaは、ラウリン酸(椰子油由来)とタウリン(アミノスルホン酸)をメチルβ-アラニンを介して結合させたアミノ酸系アニオン(陰イオン)界面活性剤である。スルホン酸基を持つタウリン部位が分子に組み込まれているため、幅広いpH域で安定した洗浄・起泡性を示すのが特徴だ。
洗浄力についてはアミノ酸系洗浄剤の中では比較的高めに位置する。ラウロイルメチルアラニン系と同様、弱酸性条件下で最も性能を発揮し、硬水中でも泡立ちや洗浄力が落ちにくい実用上の優位性がある。一方でラウレス硫酸Na(SLES)などの硫酸エステル系と比べると皮膚タンパク質への変性作用が穏やかで、刺激性・安全性の面では明確に優れている。
コンディショニング効果も本成分の特長のひとつ。カチオン化セルロースやグアーガムなどカチオン化ポリマーとの間でコンプレックスを形成し、すすぎ時に毛髪表面へのデポジションを促進する。これによりシャンプー単体でも指通りの改善が期待できる。仕上がりはべたつかず、ふんわりとボリュームが出るさっぱり系であり、軟毛・細毛の方や皮脂が多い方のシャンプーベースに特に適している。
両性界面活性剤(コカミドプロピルベタインなど)との組み合わせでは著しい増粘・泡質改善効果を発揮し、処方の自由度が高い。また透明処方にしやすい点も製剤設計上のメリットである。ラウリン酸などの植物由来原料を用いることが多く、生分解性も高いことから環境負荷が低い成分としても評価される。アミノ酸系洗浄剤の中では原料コストがやや高い点が採用の制約となることはあるが、洗浄力・マイルド性・使用感・環境性能のトータルバランスは非常に高い水準にある。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)