Ingredient Analysis

N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 88733
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム
慣用名・別名ココイルグリシンNa
INCI名Sodium Cocoyl Glycinate
化学式C14H26NNaO4(ラウロイル体の場合)
由来植物性,半合成
推奨配合濃度5〜20%
適正pH域5.0〜8.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム(ココイルグリシンNa)は、ヤシ油由来脂肪酸とアミノ酸グリシンの縮合物ナトリウム塩。アミノ酸系アニオン界面活性剤に分類され、クリーミーな泡立ちとさっぱりした洗浄感が特徴。石鹸より皮膚への安全性が高く、洗顔料・シャンプー・ボディソープに使用される。

N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウムの解析

N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム(INCI名:Sodium Cocoyl Glycinate)は、ヤシ油から得られる脂肪酸とアミノ酸の一種であるグリシンを縮合したアシルグリシン塩系のアニオン界面活性剤です。別名「ココイルグリシンNa」とも呼ばれます。

最大の特徴はそのアミノ酸系洗浄剤としての穏やかな洗浄性です。ラウリル硫酸Na(SLS)などの硫酸系界面活性剤と比較して皮膚刺激が低く、石鹸よりも安全性が高いとされています。中性〜アルカリ領域でクリーミーかつ弾力のある泡を生成し、洗浄後はさっぱりとした感触をもたらします。脂肪酸塩との併用で泡立ちへの優れた相乗効果も報告されています。

一方、洗い流しタイプの洗浄剤であるため、補修・保湿・育毛などへの直接的な寄与は乏しく、残留して機能する成分ではありません。洗浄力自体はラウレス硫酸Naと比べると穏やかであり、単独では皮脂の多い頭皮には洗浄力不足を感じる場合もあります。

安全性については20年以上の使用実績があり、通常の化粧品配合濃度において重大な皮膚刺激・感作報告はなく、EWGスコアも1〜2と低リスクに位置付けられています。天然由来原料を使用しており生分解性も良好。洗顔料・シャンプー・ボディソープ・洗顔パウダーなど幅広いリンスオフ製品に採用されています。

相性の良い成分

グリセリン ベタイン その他アミノ酸系界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

強酸性成分 高濃度カチオン界面活性剤