| 成分名 | N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム |
| 慣用名・別名 | ココイルグリシンNa |
| INCI名 | Sodium Cocoyl Glycinate |
| 化学式 | C14H26NNaO4(ラウロイル体の場合) |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 5〜20% |
| 適正pH域 | 5.0〜8.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム(INCI名:Sodium Cocoyl Glycinate)は、ヤシ油から得られる脂肪酸とアミノ酸の一種であるグリシンを縮合したアシルグリシン塩系のアニオン界面活性剤です。別名「ココイルグリシンNa」とも呼ばれます。
最大の特徴はそのアミノ酸系洗浄剤としての穏やかな洗浄性です。ラウリル硫酸Na(SLS)などの硫酸系界面活性剤と比較して皮膚刺激が低く、石鹸よりも安全性が高いとされています。中性〜アルカリ領域でクリーミーかつ弾力のある泡を生成し、洗浄後はさっぱりとした感触をもたらします。脂肪酸塩との併用で泡立ちへの優れた相乗効果も報告されています。
一方、洗い流しタイプの洗浄剤であるため、補修・保湿・育毛などへの直接的な寄与は乏しく、残留して機能する成分ではありません。洗浄力自体はラウレス硫酸Naと比べると穏やかであり、単独では皮脂の多い頭皮には洗浄力不足を感じる場合もあります。
安全性については20年以上の使用実績があり、通常の化粧品配合濃度において重大な皮膚刺激・感作報告はなく、EWGスコアも1〜2と低リスクに位置付けられています。天然由来原料を使用しており生分解性も良好。洗顔料・シャンプー・ボディソープ・洗顔パウダーなど幅広いリンスオフ製品に採用されています。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)