| 成分名 | N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム |
| 医薬部外品名 | N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム |
| 慣用名・別名 | ラウロイルグルタミン酸Na |
| INCI名 | Sodium Lauroyl Glutamate |
| 化学式 | C17H30NO7Na |
| 分子量 | 293.26 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロイルグルタミン酸Na(医薬部外品名:N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム)は、ヤシ油由来のラウリン酸と天然アミノ酸のL-グルタミン酸をN-アシル化反応で縮合させたアニオン(陰イオン)界面活性剤であり、アミノ酸系洗浄成分の代表格のひとつ。
アミノ酸系洗浄剤の中でもグルタミン酸系は、サルコシン系やアラニン系と比べて泡立ちが控えめなことが多いが、ラウロイルグルタミン酸Naはグルタミン酸系の中では最も起泡性・泡質に優れる。きめ細かいクリーミーな泡が得られ、洗浄中のクッション感が高い。
洗浄力はラウレス硫酸Naなどの硫酸系と比較してマイルドであり、必要以上に皮脂を除去しない穏やかさが特長。肌の天然保湿因子(NMF)に近いアミノ酸骨格を持つため生体親和性が高く、洗い上がりのしっとり感が顕著。乾燥肌・敏感肌・頭皮ケア向け製品に広く採用される。
pH緩衝能を持ち、製剤を弱酸性(pH 4.5〜6.5)に維持しやすいのも大きな利点。石鹸系(アルカリ性)洗浄成分とは対照的に、髪や肌のpHバランスを乱しにくい。透明固形石けんの添加剤としてクリーミー感や透明感を付与する目的でも活用される。
コンディショニング効果により、洗髪時のきしみ軽減・指通り向上にも寄与。一方で洗浄力はやや弱めであるため、皮脂量の多いオイリー頭皮やスタイリング剤の強いコーティングには不十分な場合もある。他のアミノ酸系洗浄成分(コカミドプロピルベタインやラウロイルメチルアラニンNaなど)とのブレンドで洗浄力・泡立ちを補完する処方が一般的。環境・生分解性の観点でも比較的良好な成分とされる。
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