| 成分名 | PEG‐11メチルエーテルジメチコン |
| 医薬部外品名 | ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 |
| 慣用名・別名 | POE・ジメチコン共重合体 |
| INCI名 | PEG-11 Methyl Ether Dimethicone |
| 化学式 | ポリエーテル変性ジメチコン(PEGメチルエーテル変性シリコーン) |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
PEG-11メチルエーテルジメチコンは、従来のシリコーンが抱えていた「水に不溶」という制約を解消するために開発されたポリエーテル変性シリコーン(水溶性シリコーン)の一種である。分子構造は、疎水性のジメチコン(ポリジメチルシロキサン)骨格の側鎖に、約11モルの酸化エチレン(PEGユニット)とメチルエーテル基が導入された形状をとる。この二面性により、水相と油相の界面に配向し、乳化剤・共乳化剤として機能する。
乳化性能の面では、特にシリコーン油(シクロメチコン、ジメチコンなど)の乳化に優れた効果を発揮する。シリコーンオイルは通常の界面活性剤では安定乳化が困難であるが、同じシリコーン骨格を持つポリエーテル変性シリコーンは「like dissolves like」の原理で均一かつ安定なエマルションを形成しやすい。この特性から、O/W型・W/O型いずれの系にも対応でき、日焼け止め・ファンデーション・ヘアトリートメントなど幅広い製品に活用される。
感触改良の観点では、皮膚・毛髪表面に薄く均一な保護膜を形成し、軽やかでさらりとした質感をもたらす。通常のジメチコンが持つ重さやべたつきを軽減しつつ、シリコーン特有の滑らかさと光沢感は維持される点が大きな特徴である。毛髪に使用した場合は、キューティクルを整えてなめらかな指通りと適度なツヤを付与し、ヘアコンディショニング剤として幅広く採用されている。
安全性については、皮膚刺激性および感作性は低く、PEG系・シリコーン系いずれの観点からも忍容性が高い素材とされる。ノンコメドジェニックであり、敏感肌用・低刺激処方への配合例も多い。環境面ではシリコーン系化合物全般に生分解性の低さが指摘されており、この点は業界全体での課題である。メイクアップの密着性向上やよれ防止にも貢献する多機能な現代型シリコーン素材といえる。
6件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
素肌しずく ゲルSa製造販売元:アサヒグループ食品株式会社総合点 3.66
dプログラム(d program) 薬用 スキンケアベース化粧崩れ防止 製造販売元:資生堂ジャパン (SHISEIDO JAPAN)総合点 3.14
dプログラム(d program) 薬用 スキンケアベース 製造販売元:資生堂ジャパン (SHISEIDO JAPAN)総合点 3.06
La CASTA (ラ・カスタ) ホワイトローズ モイスト ヘアミスト製造販売元:アルペンローゼ総合点 3.00
dプログラム 薬用 スキンケアファンデーション リキッド オークル30 製造販売元:資生堂ジャパン (SHISEIDO JAPAN)総合点 2.90
ELIXIR エリクシール 【医薬部外品】 ブライトニング ローション しっとりタイプ ca製造販売元:資生堂ジャパン (SHISEIDO JAPAN)総合点 2.63