| 成分名 | N-プロピオニルポリエチレンイミン・メチルポリシロキサン共重合体液 |
| 医薬部外品名 | N-プロピオニルポリエチレンイミン・メチルポリシロキサン共重合体液 |
| INCI名 | N-Propionyl Polyethyleneimine Methyl Polysiloxane Copolymer |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
N-プロピオニルポリエチレンイミン・メチルポリシロキサン共重合体液は、水親和性のポリエチレンイミン(PEI)のアミノ基をプロピオニル基で部分修飾したセグメントと、疎水性のメチルポリシロキサン(PDMS=ジメチコン類似骨格)セグメントを分子レベルで共重合させた、ユニークな両親媒性高分子です。親水部位と疎水部位が一つの分子内に共存するため、水中でも油中でも安定的に機能する「水と油の橋渡し役」として働きます。
作用機序として、PEI由来のアミノ基・イミノ基が、ブリーチやパーマなどのダメージを受けた毛髪表面の負電荷部位や欠損キューティクルに選択的に吸着します。一方でPDMSセグメントは薄い撥水性シリコーン膜を髪表面に展開し、外部からの湿気や摩擦ダメージを軽減します。この二重機能により、べたつかない軽い仕上がりでありながらボリューム感と滑らかさを両立できる点が特徴です。また皮膜の持続性が高く、洗髪後も効果が持続しやすいとされています。
頭皮への影響については、適切な処方濃度(一般に数%以下)では刺激性は低いと考えられますが、高分子皮膜形成成分の性質上、敏感肌・過敏な頭皮では稀に閉塞感や違和感が生じる可能性があります。また、アミノ基を持つPEI骨格は刺激性の懸念を持つ原料として知られており、プロピオニル化・シリコーン化により緩和されているとはいえ、高濃度配合には注意が必要です。
環境面では、シリコーン骨格の生分解性の低さが課題として挙げられます。サクセス薬用育毛トニックなどスカルプ・育毛系製品への配合が確認されており、頭皮環境の整備を通じた間接的な育毛サポート効果も期待されています。ヒアルロン酸やパンテノールなど保湿成分との組み合わせで相乗的な効果が期待できます。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)