| 成分名 | ニオイテンジクアオイ葉油 |
| 慣用名・別名 | ゼラニウム油/ローズゼラニウム油 |
| INCI名 | Pelargonium Graveolens Oil |
| 化学式 | シトロネロール・ゲラニオール・ギ酸シトロネリルほか混合精油 |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜2% |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
ニオイテンジクアオイ葉油(INCI: Pelargonium Graveolens Oil)は、フウロソウ科ペラルゴニウム属の植物葉部を水蒸気蒸留して得られる天然精油で、一般に「ローズゼラニウム油」や「ゼラニウム油」と呼ばれます。産地はエジプト・モロッコ・中国などが主流で、気候や土壌条件によって成分比率が異なります。
主要成分はシトロネロール(18〜39%)およびゲラニオール(7〜21%)というモノテルペンアルコールで、これらのエステル体(ギ酸シトロネリルなど)も含まれます。化粧品・シャンプーへの配合目的は主にフローラル系香料としての賦香ですが、それにとどまらない生理活性も注目されています。シトロネロール・ゲラニオールは皮脂分泌バランスの調整作用を持ち、乾燥肌から脂性肌まで幅広く対応できる頭皮・肌環境の整備に寄与します。また、抗菌・抗炎症作用によりニキビや頭皮の炎症抑制にも働きます。
注目すべきはこの精油のエストロゲン様活性です。女性ホルモン類似作用によってコラーゲン合成が促進され、肌のハリ・弾力向上といったエイジングケア効果が期待されます。さらに血行促進作用が毛根周辺の微小循環を改善し、育毛・頭皮活性化への貢献も報告されています。アロマテラピー領域では副交感神経を活性化するリラクゼーション効果が知られており、ストレス性の肌トラブルに対して心身両面からアプローチできる点が特徴的です。
一方、IFRAが皮膚感作性成分を含む精油に指定しているように、アレルギー・接触性皮膚炎のリスクは無視できません。敏感肌や植物アレルギーを持つ方は注意が必要です。EWGスコアは3〜5程度とされ、高濃度での長期使用は避けることが望ましい成分です。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)