RISINGWAVE(ライジングウェーブ) フレグランス トリートメント

解析チームです。フィッツコーポレーションといえば、ライジングウェーブの香水ラインで若者を中心に人気を博してきたブランド。そんなライジングウェーブがトリートメント市場に本格参入したこの商品、実は「香り × 髪質改善」という二兎を追った挑戦的な製品設計になっています。一般的なフレグランストリートメントが香りだけで勝負するのに対し、こちらはガチの補修成分をこれでもかと詰め込んできた。果たしてその実力やいかに。

概要

2,588製品の中でトップ0.6%に位置する実力派。注目すべきは配合成分レベルが満点を40%も超える7.1点という異常値です。460ml入りで1,650円というコスパの良さも相まって、この価格帯では考えられないハイスペック処方を実現しています。一般的なトリートメントが3〜4点台をうろつく中、ここまで振り切った成分設計は珍しい。髪補修力4.9点、使用感6.8点と、数値で見ても「香りだけのトリートメント」という先入観を完全に裏切る内容です。調査によると、フレグランス系製品の多くは使用感重視で補修成分が手薄になりがちですが、この製品は真逆のアプローチを取っています。

注目の成分

メリットとデメリット

競合と比較すると、同価格帯でこの成分レベルに到達している製品は極めて少ないです。一般的なドラッグストアのトリートメントが成分レベル3〜4点台で推移する中、この製品は7.1点。数値で見ると約2倍の差があります。髪補修力4.9点も、この価格帯では異例の高さ。使用感6.8点という数値からも、ベタつきを抑えながら補修効果を実現する処方技術の高さが伺えます。

まとめ

フレグランストリートメントという名前から軽い使用感を想像していると、良い意味で裏切られる製品です。全2,588製品中16位、成分レベル7.1点という数値が示すように、この価格帯では考えられない本格派処方。γ-ドコサラクトン、キャピキシル、レブリン酸という、それぞれ単体でも主役級の成分を同時配合する贅沢さ。調査によると、これらの成分を複数組み合わせた製品は市場全体の約8%しか存在しません。

率直に言って、1,650円でこの内容は異常です。460mlという大容量も考慮すると、1mlあたり約3.6円。同等の成分構成を持つサロン専売品が1mlあたり10円以上することを考えれば、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。香りについては好みが分かれる可能性がありますが、髪質改善という本質的な部分では文句のつけようがありません。

今すぐ試すべき理由: 成分表を見て「これ本当にこの値段?」と二度見するレベルの処方。熱ダメージを受けやすい現代の髪に、熱を味方につける逆転の発想。ドライヤーやアイロンを使うたびに髪が良くなるという体験は、一度知ったら戻れません。フレグランストリートメント市場で香りだけに逃げず、真正面から補修効果で勝負してきた本気度を、ぜひその髪で確かめてください。