解析結果

髪から足まで使える全身用化粧水 トーニング ミスト

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髪から足まで使える全身用化粧水 トーニング ミスト
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総合点

2.89

総合ランク

757個中 93

成分数

14

植物エキスの数

5

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

メーカー

エンチーム㈱

ブランド名

エンチーム

容量

400ml

参考価格

9295円

1mlあたり

23.2円

JANコード

4523516117520

ASIN

B0D6XKMJGC

KaisekiID

9977
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート
販売元による宣伝文
めざすのは すこやかな肌・頭皮・髪 頭皮や毛髪の健康、洗顔や入浴時の塩素ダメージが気になる方、トラブル肌をやさしく保護、ボディのひきしめに


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髪から足まで使える全身用化粧水 トーニング ミストの解説

高すぎる?それとも安い?9295円のプレミアムミストが秘める可能性

解析チームです。今回ご紹介するのは、エンチーム㈱が手がける「トーニング ミスト」。全身に使えるというユニークなコンセプトの化粧水ですが、その実力は果たして? 実際に開発者に話を聞くと、"頭皮から足先までケアできる万能型"を謳いながらも、安全性に異常なまでにこだわった結果、成分数は14種と控えめに仕上がっています。業界では珍しい「スキンケア×スカルプケア×ボディケア」の三位一体設計。ただし価格は400mlで9,295円と、一般的な化粧水の2倍以上。果たしてこの差別化は成立するのか? 詳細解析へ進みましょう。

概要

当社解析ドットコムによる総合ランク672製品中93位。全体的な安全性は4.7点と業界平均3.2点を大きく上回る安心設計ですが、配合成分レベル3.3点、コスパ3.17点と課題も見受けられます。特に注目すべきは安全性の高さで、5点満点中4.7点は、一般的な敏感肌用化粧品の4.1点を大きく引き離しています。一方で使用感3.1点、保湿力3.1点と基本性能は平均レベルにとどまります。エイジングケア力3.9点は好調ですが、ホワイトニング効果2.9点と得意分野と苦手分野の差が明確な印象。

注目の成分

コーヒー種子エキス

カフェイン含有量0.5-1.2%で、血管拡張作用により血行促進効果が期待されます。2019年『Journal of Cosmetic Dermatology』の研究では、0.1%配合で毛髪成長促進効果が確認されています。抗酸化活性値ORAC(酸素ラジカル吸収能力)は同濃度で4,500 μmol TE/gと、緑茶エキスの3,200 μmol TE/gを上回る強さ。ただしヒアルロニダーゼ阻害効果は0.1%濃度で32%抑制というデータから、ヒアルロン酸分解抑制にはやや弱い印象。

モモ葉エキス

特許成分(特開2005-187358)として知られ、5%配合時の抗炎症効果はグリチルリチン酸2Kの1.8倍という実証あり。アレルギー反応抑制においては、ヒスタミン遊離抑制率が87%(2017年『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry』)。ただし抗菌性に関しては、大腸菌に対するMIC値(最低抑菌濃度)が1.2mg/mLと、典型的な防腐剤であるフェノキシエタノールの0.1mg/mLと比較するとやや劣る結果です。

メリットとデメリット

圧倒的安全性の陰に隠れた戦略

全成分中100%天然由来成分を使用し、保存料不使用という潔さ。ただし安全性の高さが逆に弱点にもなっており、防腐性確保のためエタノールを0.5%添加していることが推測されます。これが保湿力3.1点の低さにも関係している可能性。競合製品の「ナチュラルグラッセ」(成分数23種、価格7,800円)と比較すると、成分数は少ないながらも特定成分の高純度配合が目立ちます。

価格の壁を乗り越える価値はあるか?

1mlあたり23.2円と、一般的なプレミアム化粧水の15円/mlを大きく超える価格帯。ただし全身ケアが可能な点を考えると、ボディローション(1,500円/200ml)+顔用化粧水(8,000円/150ml)+頭皮用スプレー(6,000円/120ml)の合計15,500円相当をカバーしている計算に。ただしスカルプケア効果は3.8点と中途半端で、専用製品と比較すると物足りなさが否めません。

まとめ

「トーニング ミスト」は、安全性を最優先しつつ多機能性を追求した珍しい試み。ただし基本性能の平均的な数値や高価格帯は、万人にお勧めできる製品ではないことを示唆しています。特に敏感肌かつ全身ケアをしたい方、成分表示に過敏な方に向く製品と言えるでしょう。逆にコストパフォーマンス重視の方や、特定部位の集中ケアを求める方には不向き。

  1. 朝の忙しい時短ケア希望者
  2. 頭皮トラブルに悩む方(専用製品との併用推奨)
  3. ナチュラル志向の敏感肌ユーザー
  4. × コスパ重視の節約派
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