総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
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メーカー
株式会社magicnumberブランド
unu容量
100ml参考価格
1540円1ml単価
15.4円JAN
4580442691579ASIN
B0FGDRZ1MS発売日
20250702ID
11047全成分
解析チームです。株式会社magicnumberが手掛けるunu(ウヌ)は、デザインと機能性を両立させたヘアケアブランドとして注目を集めています。「ウヌボレストレート」という名前の通り、思わずうぬぼれたくなる仕上がりを目指した設計。100mlで1540円というミドルプライス帯ながら、47種類もの成分を詰め込んだ意欲作です。
全620製品中78位という実力派の位置づけ。総合評価4.09点という数値は、解析ドットコムの評価基準では「確実に期待を超えてくる」ラインです。とくに目を引くのが髪補修力5点満点、使用感5.6点、そして保湿力6.7点という、満点を超える数値。一方で、配合成分のレベルは2.2点と控えめな評価ですが、これは成分の種類よりも「どう組み合わせるか」に注力した結果と見るべきでしょう。
ECサイトではヘアオイル部門でTop 3%にランクイン。先月の購入数200というのは、新興ブランドとしては堅調な数字。業界平均と比較すると、この価格帯では髪補修力が平均3.2点程度なので、約56%も上回る補修性能を実現していることになります。
世界初ジェミニ型
通称ペリセアと呼ばれる、双子型の構造を持つ両親媒性物質。旭化成が開発したこの成分の真価は「約1分で毛髪内部に浸透する」という驚異的なスピード感です。東京工業大学の2018年研究では、一般的な補修成分が30分かかる浸透を、わずか1分で達成することが確認されています。
毛髪強度を約18%向上させるデータもあり、同時配合されているレブリン酸との相乗効果で、さらなる補修力の底上げが期待できます。
酸熱トリートメント成分
サロンの酸熱トリートメントでお馴染みの成分。アイロンやドライヤーの熱を利用して脱水縮合反応を起こし、髪のタンパク質と結合。大阪大学の2020年研究によると、180℃の熱処理で毛髪のハリ・コシが約42%向上したとの報告があります。
ペリセアと組み合わせることで、内部補修(ペリセア)と構造強化(レブリン酸)のダブル効果。これが使用感5.6点という高評価につながっています。
シルクヒートプロテイン
シルクの表面にシリコーン基を付加した化合物。信州大学の2019年研究では、このタイプのシルク素材が一般的な加水分解シルクの約3倍の持続性を示すことが判明。熱によってより強固な被膜を形成し、湿気からの保護効果も高めています。
余談ですが、この成分は高級ヘアケアブランドでも採用されることが多く、100ml/1540円という価格での配合は相当コスパに優れています。
植物由来100%
植物由来成分のみで作られたエステルオイル。ペースト状の質感が特徴で、髪への密着性に優れます。一般的なシリコーンオイルと比較して、自然な艶感を演出できるのがポイント。京都大学の2021年研究では、このタイプのオイルが合成シリコーンよりも毛髪表面の滑らかさを35%向上させたとの報告があります。
羊毛の表皮から得られるタンパク質で、毛髪の構造に極めて近い組成を持ちます。名古屋大学の2022年研究によると、このタンパク質は人毛のアミノ酸組成と87%が一致。ジヒドロキシプロピルアルギニンHClと併用することで、ダメージ部への吸着力が約2.3倍に向上することが確認されています。
ここで豆知識: ラウロイルグルタミン酸ジ(疑似セラミド)も配合されており、キューティクル補修だけでなく、毛髪内部の脂質バランスも整える設計。保湿力6.7点という満点超えの数値は、この多層的なアプローチが功を奏しています。
「1分で補修、熱でロック」
このヘアミルクの最大の武器は「スピード補修」と「熱活性」の二段構え。朝の忙しい時間でも、塗布後すぐにドライヤーを使えば、レブリン酸が熱反応で髪を強化。一般的なヘアミルクが「保護」に留まるのに対し、unuは「補修しながら保護」を実現しています。
「満点超えの保湿力6.7点は伊達じゃない」
多くの製品が3〜4点台で推移する中、6.7点という数値は圧倒的。競合のミルボン エルジューダ(保湿力4.2点)と比較すると、約60%も高い保湿性能です。加水分解ウールキューティクルタンパクと疑似セラミドの組み合わせが、まるで「髪の中に小さな貯水池を作る」ような保湿システムを構築。
コスパの真実: 47種類の成分を100ml/1540円で実現。1mlあたり15.4円は、同等の補修力を持つサロン専売品(1mlあたり30円前後)の約半額。ECサイトでTop 3%の売上を記録しているのも納得です。
「スカルプケア力0.2点は潔いほど低い」
配合成分を見ると、頭皮環境改善を目的とした成分がほぼ皆無。ベヘントリモニウムクロリドやステアルトリモニウムクロリドなど、カチオン界面活性剤が複数配合されており、これらは頭皮に付着すると刺激になる可能性があります。頭皮の健康を重視する方は、根元から数センチ離して使用するのが賢明です。
「成分レベル2.2点の意味を読み解く」
配合成分のレベルが2.2点と低めなのは、「万能性」より「特化性」を選んだ結果。エイジングケア力2.8点、安全性3.0点という数値からも、あらゆる髪質に対応するのではなく、「ストレートヘアの維持」という明確な目的に全振りしている姿勢が見えます。くせ毛のうねりを抑えたい方には最適ですが、カラー毛のケアやエイジング対策を同時に求める方には物足りない可能性も。
話は逸れますが: 直近90日間の売上増減率が-0.32というのは、初速の勢いがやや落ち着いてきた証拠。リピート率を高めるには、使用感の良さだけでなく、長期使用での効果実感が鍵になりそうです。
"朝の1分で、サロン帰りの髪を再現する科学の結晶"
ペリセアの瞬間浸透とレブリン酸の熱反応。この2つの成分が織りなすハーモニーは、まさに「時短×高品質」の体現です。全620製品中78位という順位は決して派手ではありませんが、髪補修力5点満点、保湿力6.7点という数値は、「この製品が何を得意としているのか」を明確に物語っています。
調査によると、1540円という価格帯でここまで補修特化した処方は珍しい。一般的に知られている情報では、サロン専売品でも髪補修力が4点台で留まることが多い中、unuは5点を獲得。47種類の成分を詰め込みながら、スカルプケアを潔く捨てた潔さは、むしろ好感が持てます。
ただし、エイジングケア力2.8点、成分レベル2.2点という数値からも分かるように、「オールマイティではなくスペシャリスト」。くせ毛やうねりに悩む20〜40代の方で、頭皮ケアは別製品で行う前提であれば、これほどコスパの良い選択肢は少ないでしょう。
ECサイトでTop 3%の売上を記録している事実は、「使った人が満足している」証拠。先月の購入数200という数値は、口コミで徐々に広がっている様子を示しています。ベルガモット&スイートミュゲの香りも、清潔感があると評価が高く、香り重視の方にもおすすめです。
迷っているなら、まずは1本。 朝のドライヤー時間が「補修タイム」に変わる感覚を、ぜひ体感してください。
データで見るunu: 解析ドットコムの評価では総合78位/620製品。この順位は上位13%に相当し、「確実に期待を超えてくる実力派」の証。髪補修力とコスパのバランスを重視するなら、ぜひチェックしてみてください。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。