| 成分名 | ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖 |
| INCI名 | Stearyldihydroxypropyldimonium Oligosaccharide |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜6.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖は、炭素数18のステアリル基(長鎖疎水基)とジヒドロキシプロピル基を持つ4級アンモニウム塩型のカチオン界面活性剤に、複数の糖分子が連なったオリゴ糖鎖を組み合わせた構造的に複雑な成分である。この「カチオン+糖鎖」というハイブリッド構造が、この成分の最大の個性といえる。
カチオン界面活性剤としての基本機能は、毛髪・皮膚表面の負電荷(アニオン性タンパク質など)への静電吸着によるコンディショニング・帯電防止効果。ステアリル基の長い疎水鎖が皮膜を形成し、なめらかな仕上がりと指通りの改善をもたらす。一般的なベヘントリモニウムクロリドやセトリモニウムクロリドと比べ、分子中にオリゴ糖を内包している点がユニークで、糖鎖由来の水和能力により通常のカチオン界面活性剤では得られにくい保湿性と皮膚密着性を付与している。
「オリゴ糖」という観点から捉えると、砂糖(スクロース)やオリゴ糖系保湿剤との構造上の共通点があり、糖鎖の水酸基が水分子を引きつけることで乾燥した毛髪や皮膚への潤い付与に貢献する。また皮膚密着性の高さから、配合された他の美容成分(タンパク質加水分解物・ビタミン類など)の浸透を補助するキャリア的役割も期待できる。
安全性については、4級アンモニウム塩としての皮膚刺激ポテンシャルは否定できないが、オリゴ糖の存在が刺激を緩和する方向に働くとされており、汎用のカチオン界面活性剤よりもマイルドな使用感を実現している。資生堂が中心となって開発・採用してきた成分で、マシェリ・フィーノ・ルミノジェニックなど同社のヘアケアラインに幅広く採用されていることからも、処方設計上の実績・信頼性が高いことが窺える。
環境面では、糖鎖部分の生分解性は比較的良好と考えられるが、4級アンモニウム塩全般として水生生物への影響が懸念される側面も持つ。配合濃度は通常1〜3%程度で、アニオン界面活性剤との直接混合は電荷中和による沈殿が生じやすいため避けるべきである。
15件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
マシェリ フレグランスグロスマスク EXフローラルフルーティーの香り製造販売元:資生堂総合点 4.27
資生堂プロフェッショナル アクアインテンシブ トリートメント 1・なめらか製造販売元:資生堂総合点 4.22
ザ・ヘアケア アクアインテンシブ トリートメント 1製造販売元:資生堂総合点 4.18
ザ・ヘアケア ルミノジェニック トリートメント製造販売元:資生堂総合点 4.12
フィーノ プレミアムタッチ浸透美容液ヘアマスク製造販売元:資生堂総合点 4.07
マシェリ エアフィール トリートメント製造販売元:資生堂総合点 3.98
水分ヘアパック エクストラヘアパックa製造販売元:資生堂総合点 3.95
マシェリ フレグランスグロスマスク製造販売元:資生堂総合点 3.91
ベネフィーク ヘアトリートメントII製造販売元:資生堂総合点 3.83
水分ヘアパック デイリートリートメントa製造販売元:ファイントゥデイ総合点 3.77
マシェリ モイスチュア トリートメント製造販売元:ファイントゥデイ総合点 3.77
アロマベラ アロマティックコンディショナー エナジー製造販売元:日本香堂総合点 3.74
アロマベラ アロマティックコンディショナー リラクゼーション製造販売元:日本香堂総合点 3.74
アロマベラ アロマティックコンディショナー レストフルナイト製造販売元:日本香堂総合点 3.74
マシェリ ナイトグロストリートメント EX製造販売元:ファイントゥデイ総合点 3.26