| 成分名 | メチルパーフルオロイソブチルエーテル |
| INCI名 | Methyl Perfluoroisobutyl Ether |
| 化学式 | C₅H₃F₉O |
| 分子量 | 200.04 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
メチルパーフルオロイソブチルエーテル(MFIE)は、炭素鎖の水素をフッ素原子で置換したパーフルオロ化エーテル化合物であり、化粧品分野では溶剤・減粘剤・自己発泡原料として活用される機能性成分です。分子式はC₅H₃F₉O、分子量は約250で、常温で揮発性の高い無色透明・無味無臭の液体です。
最大の特徴は高い溶解力と低表面張力にあります。脂質・油性成分を効率よく溶解しつつ、液体が均一に広がる性質によって配合品への浸透性・分散性を高めます。フォーミングセラムやクレンジングフォームなど「自己発泡型」製品において、なめらかでクリーミーな泡質と軽快な使用感を生み出す役割を担います。
熱安定性が高く、高温下でも分解しにくいため、製造工程や製品保存中の安定性に貢献します。動物実験では低毒性が確認されており、皮膚刺激性も比較的穏やかとされています。一方でパーフルオロ系化合物全般に対する環境残留性への懸念(PFAS問題)が近年注目されており、一部のフッ素化合物とは区別されるものの注意が必要です。
環境面ではオゾン破壊係数(ODP)がゼロであり、地球温暖化係数(GWP)も従来のフロン類と比較して低い点は評価されています。ただし、生分解性が低い可能性があるため、環境負荷スコアはやや高めに設定しています。
配合目的は主に溶剤・減粘剤・フォーミング補助剤であり、保湿・補修などの直接的な美容効果は限定的ですが、製品のテクスチャーや使用感(ハンドリング)の向上に明確に寄与する原料です。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)