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総合点

2.81

総合ランク

2522個中 242

成分数

39

植物エキスの数

13

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

3

注意が必要な素材

0
ヴィジェクトエアリースムーストリートメント解析チャート
販売元による宣伝文
頭皮と髪を豊ににはぐくむ、ヴィーガン処方。
頭皮&毛髪ケア成分:モロッコ産ウチワサボテンオイル配合(オプチアフィックスインジカ種子油)
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ヴィジェクトエアリースムーストリートメントの解説

ヴィーガンなトリートメント?これでは失格!

このトリートメントの売りは、何と言ってもヴィーガン処方というパワーワードでしょう。

ヴィーガンなトリートメント、と言われると、どんなトリートメントをイメージしますか?なんとなく、体に良さそう、植物由来ばかりで作られているといったイメージを持たれるのではないでしょうか。

実際にはどのような中身なのか早速見ていきましょう。

まず、皮膚にはつけられない

このトリートメント、様々な成分が配合されていますが、見るべき場所はまず4級カチオン界面活性剤ステアルトリモニウムクロリド。この成分がベースに配合されているということは、皮膚に直接つけることはできないということを意味します。

何しろ、脱毛剤の主成分としても知られるステアルトリモニウムクロリドですから、その強いタンパク変性作用ゆえに皮膚への塗布は禁忌です。

これを前提として見ていかなければなりませんから、色々と問題がでてくるのです。

ほとんどの成分が役立たない

トリートメントは髪につけるもの。カチオン界面活性剤は皮膚につけられない。この前提ゆえに、ほとんどのヴィーガンな成分が役割を果たせずに流れ落ちていくことが想像できます。

というのも、配合されている植物エキスのほとんどが皮膚に塗ることで意味があるもの。髪に塗ってもエイジングケアは期待できませんから、宝の持ち腐れになってしまうんですね。

もちろん、保湿効果をもたらす植物オイルなどは役立ちますが、わざわざ貴重な植物を大量に費やして得られるメリットとしては限られたものになりそう。特段、ダメージ部に吸着するようにできているわけでもありませんし。

役立つ要素

ビーガンとはあまり関係ありませんが、この中にも役に立つ成分はあります。(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーやメドウフォーム-δ-ラクトン、加水分解ゴマタンパクPGプロピルメチルシランジオール、それにモリンガ(ワサビノキ種子エキス)のように、潤滑性やつやを向上させる成分の存在がありますから、最低限これらの成分によるメリットは享受できそう。

ただ繰り返しになりますが、わざわざ植物由来にしたことのメリットってあるのかな?と疑問には思いますね。特段肌に優しいというわけでもないですし、効果は植物エキスの方がどうしたって劣ります。よく頑張ってはいるものの、これがベストかと言われると疑問点も多いという内容です。

まとめ

このトリートメントに関しては、ヴィーガンと謳うわりにふつうにリスクがある、というポイントがすべてかな、と思います。

いかにも頭皮や髪に良いような印象を植え付けておいて、実際に使ってある脱毛剤のようなものでは誰も納得しないでしょう。

美容成分がいくつ含まれていても、決定的な弱点があれば意味をなしません。

これが仮に、頭皮に塗れるレベルのマイルドさがあったら話は違ってくるのですが、このトリートメントは残念ながらそういった包容力がありません。


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