Ingredient Analysis

ポリクオタニウム‐61

成分 10件の商品に配合 ID: 15354
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ポリクオタニウム‐61
医薬部外品名2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体
慣用名・別名ポリクオタニウム-61
INCI名Polyquaternium-61
化学式MPCとメタクリル酸ステアリルの共重合体(両親媒性高分子)
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域3.5〜8.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)とメタクリル酸ステアリルの共重合体。リン脂質類似の親水基と疎水基を併せ持つ両親媒性高分子ポリマーで、皮膚・毛髪への吸着性が高く、保湿・バリア機能強化・刺激緩和・帯電防止・毛髪修復などの多機能を発揮する。医療デバイスにも使われる高い生体適合性を持つ。

ポリクオタニウム‐61の解析

ポリクオタニウム-61は、生体膜の主成分であるリン脂質の極性基(ホスホリルコリン基)を側鎖に持つMPCモノマーと、疎水性のメタクリル酸ステアリルを共重合させた水溶性両親媒性高分子ポリマーです。医薬部外品名は「2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体」。血管ステントや人工肺などの医療デバイスに実用されたMPCポリマー技術を化粧品へ応用したもので、高い生体適合性と安全性の裏付けがあります。

保湿・バリア機能強化においては、ホスホリルコリン基が角層細胞間の水分を保持し、皮膚のバリア機能と水分保持能の双方を強化します。グリセリン・BGと組み合わせて自己会合体を形成すると、乾燥後に細胞間脂質と類似したラメラ構造を形成し、皮膚への密着性と保湿持続性が格段に向上します。

刺激緩和作用も特筆すべき機能で、ラウリル硫酸Na・紫外線吸収剤・エステル油・高級アルコールなど刺激リスクのある成分に添加すると細胞毒性が明確に緩和されることが確認されており、シャンプーやスキンケア処方での安全性底上げに貢献します。

ヘアケア効果としては、ダメージ毛に塗布するとキューティクル表面にラメラ構造が形成され、毛髪の再疎水化と撥水性の回復が起こります。さらにカチオン性成分(ココイルアルギニンエチルPCA)と複合化した処方では帯電防止効果が付与され、毛髪への吸着力が高まってコンディショニング効果が増強されます。

10年以上の使用実績があり、皮膚刺激性・感作性ともに極めて低く、シャンプー・コンディショナー・スキンケア・日焼け止め・メイクアップ下地など幅広い製品に汎用される多機能性の高い先進ポリマーです。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸Na セラミド アミノ酸誘導体