| 成分名 | ローレル油 |
| 慣用名・別名 | 月桂樹油、ベイ油、ローレルリーフオイル |
| INCI名 | Laurus Nobilis Oil |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜1% |
| EWGスコア | 4/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
ローレル油(Laurus Nobilis Oil)は、地中海原産のクスノキ科植物ゲッケイジュの葉を水蒸気蒸留して得られる天然精油です。古代ギリシャ・ローマ時代から薬用・食用・香粧品用途に幅広く利用されてきた歴史ある素材で、石鹸・シャンプー・香水・洗剤などへの配合実績も豊富です。
主成分として1,8-シネオール(ユーカリプトール)、酢酸テルピニル、サビネン、α-ピネン、β-ピネンなどのモノテルペン類を含み、これらが抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用に寄与するとされています。また、フケ抑制や頭皮の血行促進による育毛促進効果も伝統的に知られています。
一方で、皮膚刺激性や感作性(アレルギー)のリスクが指摘されており、特に高濃度配合や素肌への直接使用では接触皮膚炎を引き起こす可能性があります。EUでは精油中に含まれるアレルゲン成分(リナロール、オイゲノール等)の表示義務規定が適用される場合があります。肌の弱い方や敏感肌への使用には希釈配合と十分なパッチテストが推奨されます。
化粧品・ヘアケア製品における主な役割は賦香(香料)と抗菌補助であり、保湿や補修を主目的とした配合ではありません。天然由来の香料として環境負荷は比較的低いですが、栽培・抽出工程を考慮すると中程度の環境影響があります。