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刺激性は覚悟しなければなりません
落ちにくいカラーリングをトリートメントで実現するということは、つまりある程度の浸透性を持たせるわけですので、一定の刺激性を有する面は否めません。
この製品でいえば、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノールという染毛成分をはじめ、尿素、炭酸水素アンモニウムなどなど、髪に浸透させようという意図がより感じられる素材が多く配置されています。
それはつまり、刺激性に繋がりやすいということとイコールです。
もちろん、肌につかなければ問題は起きにくいと言えますが、髪が顔や首などによく触れる方は肌荒れの可能性もより大きくなるでしょう。
やはり、染毛に関しては一度で短時間、かつ正確に行える一般的なヘアカラー剤が好ましく、日常的にリスクを負担するこの製品をおすすめとはいえません。
完全に毒だ、とも言い切れないのですが、一般的なトリートメント剤よりは数段リスクがある構成なので注意が必要。
コンディショニング成分であるキトサン、ゼインをはじめとした効能はまずまず効きます。ただし、やや割高な印象。