Ingredient Analysis

炭酸水素アンモニウム

成分 11件の商品に配合 ID: 2131
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+0

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名炭酸水素アンモニウム
慣用名・別名重炭酸アンモニウム、重炭安
INCI名Ammonium Bicarbonate
化学式NH₄HCO₃
分子量79.06 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域8〜9.5
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭酸のモノアンモニウム塩。水溶液中で弱アルカリ性を示すpH調整剤。ヘアカラートリートメント等に配合され、毛髪のキューティクルを開く補助的役割を担う。加熱でアンモニア・CO₂・水に分解される特性を持つ。

炭酸水素アンモニウムの解析

炭酸水素アンモニウム(重炭酸アンモニウム)は、アンモニアを炭酸で中和した中性塩であり、化学式はNH₄HCO₃で表される無機塩類。水溶液中ではアンモニウムイオン(NH₄⁺)が解離し、弱アルカリ性(pH約8前後)を示す。化粧品・ヘアケア製品においては主にpH調整剤として機能する。

特にヘアカラートリートメントへの配合例が多く、アルカリ剤として毛髪のキューティクルをわずかに膨潤・開放させることで、色素の浸透を助ける補助的役割を担う。アンモニア水に比べて臭気が弱く、刺激性も比較的低いとされるが、アンモニア臭は完全には回避できない。

70℃以上の加熱によりアンモニア・二酸化炭素・水に完全分解される特性から、製品中での残留リスクが低い点が利点。食品分野では膨張剤としても古くから利用されている。

ただし、アルカリ性成分としての側面から、高濃度・長時間接触では頭皮への刺激・毛髪タンパク変性を引き起こすリスクがあるため、配合濃度や使用方法には注意が必要。安全性面ではアンモニア水よりマイルドだが、敏感肌や傷のある頭皮への使用は慎重に行うことが推奨される。

相性の良い成分

アルカリ性処理を必要とするカラー剤、トリートメント

相性の悪い成分・混合注意

酸性成分(クエン酸、乳酸等)、強酸化剤