解析結果

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)カラークチュール カラートリートメント 004 アッシュブラウン 200g

カテゴリ:カラートリートメント

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)カラークチュール カラートリートメント 004 アッシュブラウン 200g
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総合ランク

64個中 0

総合点

3.6
3.6

1mlあたり

9.9
コスパ
3.7

カテゴリ内順位

23%以内
16位 / 64製品中
上位
STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)カラークチュール カラートリートメント 004 アッシュブラウン 200g解析チャート

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 0 / 100 フラグ成分 0 件
低リスク要注意高リスク

安全性フラグ対象成分は検出されませんでした

EWG 平均 2.6 最高 5 / 10(22件評価済み)
スコア3以上:アミノプロピルジメチコン(4)、アモジメチコン(3)、エチルヘキシルグリセリン(4)、オレイルアルコール(5)、ジメチコン(3)、ステアラミドプロピルジメチルアミン(4)、ステアリン酸PEG-5グリセリル(4)、パルミチン酸セチル(3)、ポリクオタニウム-6(3)、塩基性茶16(5)、炭酸水素アンモニウム(4)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 3件
ステアラミドプロピルジメチルアミン・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
64%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
34%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

31

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

香り

グリーンフローラルムスクの香り
広告を含みます。

商品説明

カラー:004 アッシュブラウン / 爽やかさと女性らしさを併せ持つ、グリーンフローラルムスクの香り。 カラーリスト監修による発色とツヤ。ダメージを受けた髪も補修し、一度でしっかり白髪が染まるカラートリートメント。 いつものトリートメントか…
広告を含みます。

ANALYZEDSTEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)カラークチュール カラートリートメント 004 アッシュブラウン 200gの解説

スティーブン ノルの"安全性満点"は何を犠牲にして成り立っているか

解析チームです。コーセーが展開するスティーブン ノル カラークチュール カラートリートメント 004 アッシュブラウンを全成分・スタッツデータの両面から読み解きます。「トリートメント感覚で染まる」をどこまで実現できているか、データが語る実態に迫ります。

概要:安全性は圧倒的、でも"補修"への期待はほどほどに

解析ドットコム スタッツ評価(5点満点 / 平均3.0)

全体的な安全性
5.0
使用感
4.4
配合成分のレベル
3.8
保湿力
3.6
コスパ
3.7
総合点
3.6
エイジングケア力
2.4
スカルプケア力
1.5
髪補修力
1.2

平均水準は3.0点

総合3.6点は平均+0.6と平均以上の評価で、カラートリートメントとしての立ち位置は適切です。特筆すべきは全体的な安全性5.0点(圧倒的)使用感4.4点(優秀)。一方で髪補修力1.2点・スカルプケア力1.5点は要注意水準であり、平均をそれぞれ1.8点・1.5点下回ります。

この製品の本質は「ダメージ補修トリートメント」ではなく、「刺激をミニマムに抑えた着色ケア」です。メーカー訴求の"補修しながら染まる"という表現と、成分データが示す補修スペックのギャップは意識しておく必要があります。1,980円という価格帯に対してコスパ3.7点は平均以上で、カラートリートメントカテゴリとしての費用対効果は妥当といえます。

注目成分:3染料レイヤードシステムの設計を読む

カラートリートメント 着色機構 概念図

STEP 1
キューティクル開口
炭酸水素アンモニウム
(弱アルカリ性)
STEP 2
毛髪内部へ浸透
HC黄2・HC青2
オレイルアルコール(浸透促進)
STEP 3
表面密着・発色
塩基性茶16・塩基性青99
(静電気的吸着)
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル):CMC補修でコーティング補助 アミノプロピルジメチコン+アモジメチコン:表面コーティング層

塩基性茶16・塩基性青99(3染料トリプルシステムの核)

塩基性茶16(EWG:5)塩基性青99(GHS感作性1B分類)は、いずれも毛髪表面のキューティクルに静電気的に吸着する塩基性染料です。分子量が大きいため酸化染毛剤のようにキューティクルを強く損傷させることなく着色できる点が最大の特徴。HC黄2・HC青2(内部浸透型)と組み合わせることで、表面密着+内部発色の二層着色を実現する処方設計です。塩基性青99とHC染料の併用は色持ち向上・ツヤ付与の相乗効果が報告されており、カラーリスト監修の「深みのある色設計」の実体はこの組み合わせに集約されます。なお塩基性青99はGHS感作性1Bに分類されるため、頭皮に長時間付着させる使い方は最小限にとどめるのが望ましいでしょう。

オレイルアルコール(染料の"運び屋"として機能)

EWG:5・コメドジェニック度3と安全性指標は高くありませんが、このカラートリートメントにおいては処方設計上の重要な役割を担っています。不飽和脂肪族アルコール(C18:1)として知られる浸透促進剤で、他の有効成分の経皮吸収を高める作用があります。セテアリルアルコール・グリセリン・ホホバ種子油との相乗効果も確認されており、乳化安定化にも寄与。ただし軽度の皮膚刺激性の報告があるため、敏感な頭皮への直接的な長時間塗布には注意が必要です。

ステアラミドプロピルジメチルアミン(軽さと安全性の両立)

ステアリン酸由来の3級カチオン界面活性剤で、4級カチオン(セトリモニウムブロミド等)より低刺激性を実現しつつ帯電防止・サラサラ感を付与します。GHS感作性1Bに分類される点は把握しておくべきですが、推奨配合量(1〜3%)の範囲内での使用であればCIRは「Safe as Used」と評価。グリセリン・パンテノール・植物由来コンディショナーとの相乗効果が知られており、使用感4.4点(優秀)の底上げに貢献していると考えられます。深刻なダメージ修復力は限定的で、髪補修力1.2点(要注意)はこの成分構成を正直に反映した数値です。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(CMC補修の主役)

植物ステロール(フィトステロール)骨格とアミノ酸(グルタミン酸)構造を持つセラミド類似成分で、毛髪CMC(細胞膜複合体)の補修に作用します。CMCはカラーリングの染着場所でもあるため、「CMCを補修しながら染料を定着しやすくする」というメーカー訴求の根拠となる成分です。セラミド類・リン脂質・アミノ酸系界面活性剤との相乗効果が確認されており、処方設計上の意図が読み取れます。ただし配合順は後半で、濃度は限定的と推察されます。

イソペンチルジオール(防腐+キューティクル補修の二刀流)

クラレが開発した多価アルコール系溶剤(EWG:2)で、保湿・静菌・溶解の3機能を兼備。パラベン代替防腐剤としての役割に加え、キューティクル補修作用も報告されており、カラートリートメントとの相性が良い成分です。生分解性0.70と環境負荷も比較的低く、安全性5.0点(圧倒的)を構成する成分のひとつです。フェノキシエタノールとの防腐相乗効果も活かされており、防腐系をできるだけ低刺激な組み合わせで設計するコーセーの処方哲学が見えます。

余談ですが、オクラホマ州立大学の研究グループによると、炭酸水素アンモニウムは加熱時にアンモニア・CO₂・水に完全分解する特性から、通常のアンモニア系pH調整剤と比べて残留刺激が少ないとされています。ヘアカラートリートメントの処方においてキューティクルを開きながらも刺激を抑えるための工夫のひとつです。

メリット・デメリット

メリット

  • ジアミンフリーで安全性5.0点(圧倒的)。酸化染毛剤特有のアレルギーリスクを排除した設計。
  • 使用感4.4点(優秀)。アミノ変性シリコーン2種(アミノプロピルジメチコン・アモジメチコン)とステアラミドプロピルジメチルアミンの組み合わせによるサラサラ・軽やかな仕上がり。
  • 3染料トリプル着色システム(HC黄2・HC青2+塩基性茶16・塩基性青99)による内部浸透×表面密着の二層発色で色の深みを実現。
  • マイクロプラスチック非含有。環境指標でのリスク成分は検出されていません。
  • イソペンチルジオール(EWG:2・生分解性0.70)によるパラベン代替防腐設計で低刺激と品質安定を両立。

デメリット・注意点

  • 髪補修力1.2点(要注意)。アミノ酸・ペプチド・加水分解タンパク等の毛髪内部修復成分が見当たらず、メーカー訴求の"補修"に過大な期待は禁物。
  • GHS感作性1B成分が3種配合(ステアラミドプロピルジメチルアミン・フェノキシエタノール・塩基性青99)。重篤なリスクではないが、頭皮への塗布を繰り返す使い方では把握しておくべきデータです。
  • アミノ変性シリコーン2種(生分解性0.20〜0.30)の蓄積性リスクと環境負荷は継続使用時に念頭に置く必要があります。
  • オレイルアルコール(EWG:5・コメドジェニック度3)が配合上位に。頭皮に残留させると毛穴詰まりのリスクがある成分。
  • スカルプケア力1.5点(要注意)。頭皮環境へのアプローチ成分は実質的に不在。

拮抗・注意の組み合わせ:塩基性染料(塩基性茶16・塩基性青99)は強力な陰イオン界面活性剤・還元剤と拮抗します。本製品使用後にアニオン系シャンプーを直後に使用すると色落ちを加速させる可能性があります。また、炭酸水素アンモニウムとクエン酸(AHA)はpH域で拮抗関係にあるため、処方内のバランス管理が処方設計の巧みさの試金石となっています。

まとめ

一言で言うと

この製品を一言で表すなら

"安全第一の
カラートリートメント"

補修より着色、刺激より安心

安全性 圧倒的
使用感 優秀
補修力 要注意

スティーブン ノル カラートリートメント 004 アッシュブラウンは、ジアミンフリーで全体的な安全性5.0点(圧倒的)を誇る一方、髪補修力1.2点・スカルプケア力1.5点はいずれも要注意水準という、はっきりした"得意・不得意"を持つ製品です。塩基性茶16・塩基性青99・HC染料の三層着色設計は、酸化染毛剤を避けながら深みのあるアッシュブラウンを求めるユーザーには合理的な選択肢となります。

口コミでは使用後の仕上がりの軽やかさ・ツルツル感を評価する声が多く、使用感4.4点(優秀)と整合性が高い一方で、"思ったより染まらなかった"という声もみられ、補修力1.2点・スカルプケア力1.5点という客観データと一致する傾向です。

使用シーン別推奨度:

  • 白髪ケアをしたいがジアミンアレルギーが心配な方:安全性5.0点(圧倒的)・ジアミンゼロ処方で最適な選択肢のひとつ。
  • カラー後のコンディショニングを重視する方:使用感4.4点(優秀)。アミノ変性シリコーン2種による軽やかな仕上がりを実感できる可能性が高い。
  • ヘアダメージの本格補修を求める方:髪補修力1.2点(要注意)のため、加水分解ケラチン・ペプチド配合製品との併用を検討する方が理にかなっています。
  • 頭皮環境を重視する方:スカルプケア力1.5点(要注意)・オレイルアルコール(コメドジェニック度3)の配合を踏まえると、頭皮への長時間残留は避け、髪のみへの使用が望ましいでしょう。
  • 環境負荷を気にする方:マイクロプラスチック非含有。ただしアミノ変性シリコーン(生分解性0.20〜0.30)の蓄積性は念頭に。
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