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過剰なコンディショニングシャンプーといってしまって間違いない内容です。
何が過剰かと言えば、そこまでしなくてもいいのにステアロキシプロピルトリモニウムクロリドというカチオン界面活性剤を配合している点。
カチオン界面活性剤はタンパク変性作用がとても強い上に、肌に吸着しやすく、刺激性の強い特徴があります。
リンスなどで髪のみに使うならば有用ですが、シャンプーは否応なく頭皮に塗るわけですから救いようがありません。
ベースのタウリンNa、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンはダメージ毛にも優しいコンディショニング洗浄剤で、使用感の良い構成といえます。
ココイルグルタミン酸2Na、セテアレス-60ミリスチルグリコールも加わり、泡質も上等であることが予想されます。
セラミド、アセチルヒアルロン酸、コンキオリンが保湿作用、ペリセアは洗浄剤の刺激性を抑え、補修効果を高め、被膜作用まで担います。
ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコンは言うまでもなくシリコン特有の滑り感とエモリエント作用。
全体として見ればダメージ毛対策には良いのですが、前述のカチオン界面活性剤は明らかに余計。
無駄に肌荒れリスクを高めている点で、オススメには値しない一品に落ちてしまっていると見ます。