Ingredient Analysis

セージ油

植物由来成分 37件の商品に配合 ID: 979
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+0

安全性
+20

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名セージ油
慣用名・別名ヤクヨウサルビア油、コモンセージオイル
INCI名Salvia Officinalis (Sage) Oil
由来植物性
推奨配合濃度0.1〜1%
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
セージ油の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

シソ科ヤクヨウサルビア(Salvia officinalis)から水蒸気蒸留で得られる精油。主成分はα-ツヨン・β-ツヨン(合計30〜50%)、カンファー(15〜25%)、1,8-シネオール(シオネール)。抗菌・収れん・抗酸化作用を持つ一方、ツヨンは神経毒性を有し、高濃度・長期使用でけいれん誘発リスクがある問題成分。香料・抗菌目的で配合されるが安全マージンが狭い。

セージ油の解析

セージ油は地中海原産のシソ科植物ヤクヨウサルビア(Salvia officinalis)の葉部から水蒸気蒸留により得られる精油で、爽やかでメディカル調のハーブ香を持つ。化粧品では主に香料・抗菌補助・収れん目的で配合される。

成分上の最大の懸念は主要成分であるα-ツヨン・β-ツヨン(総計30〜50%)の存在。ツヨンはGABA-A受容体拮抗作用による神経毒性を有し、欧州食品安全局(EFSA)も食品・飲料での上限値規制を設けている。皮膚への経皮吸収でも高濃度使用では刺激・アレルギー反応を引き起こす可能性があり、特に敏感肌・妊婦・乳幼児への使用は避けるべきとされる。

一方で1,8-シネオール(シオネール)による清涼感・浸透補助効果、カンファーの収れん・血行促進作用、フラボノイドやカルノシン酸由来の抗酸化・抗炎症作用も持つ。同じセージ由来でも「セージ葉エキス」に比べると精油は有効成分濃度が高い反面、刺激リスクも格段に高い点が大きな違いである。料理用ハーブとして安全なイメージがあるセージだが、精油と食材では成分濃度が桁違いであり、安全性評価は別物として扱うべきだ。

EUではセージ油はAnnex III(制限あり)に相当し、ツヨン含有量の上限(leave-on製品0.5%以下、rinse-off製品0.5%以下)が設けられている。配合濃度は通常0.1〜0.5%と低く抑えられ、主に香りの付与が目的となっている。育毛シャンプー等に配合される例もあるが、頭皮への刺激リスクと収れん効果のトレードオフを考慮した慎重な設計が必要な成分といえる。

相性の良い成分

ティーツリー油 ユーカリ油 ラベンダー油

相性の悪い成分・混合注意

高濃度アルコール 過酸化ベンゾイル 他の神経活性精油

セージ油を含む商品ランキング

37件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)