| 成分名 | 脂肪酸(C18-36)グリコール |
| 慣用名・別名 | 脂肪酸グリコールエステル |
| INCI名 | C18-36 Acid Glycol |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜8% |
| コメドジェニック度 | 3/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
脂肪酸(C18-36)グリコールは、炭素数18〜36の長鎖脂肪酸とグリコール(エチレングリコール等)とのジエステル化合物であり、化粧品・ヘアケア製品において主に閉塞剤(エモリエント)として配合される油性成分です。
炭素鎖が非常に長いため、常温では固体〜半固体状のワックス様の性状を示すことが多く、クリーム・トリートメント・ヘアマスクなどのリッチなテクスチャーの製品に用いられます。皮膚や毛髪表面に疎水性の薄い被膜を形成し、経皮水分蒸散(TEWL)を抑制することで保湿効果を補助します。
毛髪への適用においては、キューティクルの隙間を埋める形での平滑化効果・ツヤ付与が期待できますが、補修成分としての直接作用は限定的です。安全性は高く、刺激性・感作性のリスクは低いと考えられていますが、高濃度配合ではヘビーな仕上がりになる可能性があります。
植物由来または動物由来の脂肪酸を原料とすることが多く、半合成素材に分類されます。化粧品としての配合実績は限られており、特定のプレミアムトリートメント製品への採用が確認されています。特段の先進性や突出したエビデンスがあるわけではなく、一般的なエモリエント成分の範疇に収まる成分です。