Ingredient Analysis

ポリアミノプロピルピグアニド

成分 9件の商品に配合 ID: 32414
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+40

安全性
+30

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名ポリアミノプロピルピグアニド
慣用名・別名PAPB
INCI名Polyaminopropyl Biguanide
化学式(C8H21N7)n
由来合成
推奨配合濃度0.02〜0.1%
適正pH域3.5〜8.0
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

2005年に日本で承認された新世代防腐剤。水相での優れた防腐効果を持ち、パラベンより低濃度で広範囲の微生物に有効。アニオン界面活性剤存在下でも安定性を維持し、乳化系製品や洗浄製品に適用可能。ウェットティッシュにも使用される低刺激性成分。

ポリアミノプロピルピグアニドの解析

ポリアミノプロピルビグアニドは、2005年に厚生労働省から使用許可が出た第三世代の防腐剤として注目される成分です。分子内に複数のアミノ基とビグアニド基を持つポリマー構造により、従来のパラベン類では困難だった水相での優れた防腐効果を実現します。

最大の特長は低濃度での高い有効性にあります。配合上限0.1%という低濃度でも、グラム陽性菌・グラム陰性菌・酵母・真菌に対して幅広いスペクトラムを示し、特にパラベンが苦手とする緑膿菌や大腸菌などのグラム陰性菌に対しても確実な抗菌効果を発揮します。

処方適応性の高さも重要な特徴で、乳化系製品において油水界面の影響を受けにくく、アニオン界面活性剤存在下でも防腐能力が低下しません。このため、シャンプー・トリートメント・洗顔料などの洗浄系製品から、乳液・クリーム類まで幅広い剤型に応用可能です。

ただし、処方設計上の注意点として、ヒアルロン酸ナトリウムなど高分子アニオン成分との併用時には凝集や白濁のリスクがあり、配合順序や濃度バランスの最適化が必要です。ウェットティッシュの除菌成分としても実績があり、実用性と安全性のバランスに優れた現代的な防腐剤といえます。

相性の良い成分

パラベン フェノキシエタノール

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤(高濃度時)