Ingredient Analysis

ラノリンアルコール

成分 11件の商品に配合 ID: 3413
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-10

安全性
+10

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ラノリンアルコール
医薬部外品名ラノリンアルコール
慣用名・別名羊毛脂アルコール、ウールアルコール
INCI名Lanolin Alcohol
由来動物性
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3.5〜8.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -10
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

羊毛脂を加水分解して得られる高級アルコールとステロールの混合物。動物性ワックス由来の油性成分で、人体の皮脂に近い組成を持ち、高い抱水力・乳化性・皮膚親和性を発揮。エモリエント・皮膚コンディショニング・増粘補助として多用途に活用。

ラノリンアルコールの解析

ラノリンアルコールは、羊毛脂(ラノリン)を加水分解することで得られる高級アルコールとステロール(コレステロール・ラノステロールなど)の複合混合物です。CAS番号8027-33-6が付与される複雑な組成を持ちます。

最大の特徴は人体の皮脂組成に近い構造を持ち、皮膚への親和性が極めて高い点にあります。コレステロールをはじめとするステロール類を豊富に含み、角質層のラメラ構造を補強・安定化させる作用が期待されます。また、水を抱え込む抱水力に優れており、油中水型(W/O)の乳化安定剤としても機能します。

化粧品・ヘアケア製品においては、クリーム・口紅・ヘアトリートメントなど幅広い製品に活用され、エモリエント効果・柔軟化作用・乳化補助・増粘の目的で配合されます。皮膚へのコンディショニング効果が高く、バリア機能の補助にも貢献します。

一方で、ラノリン誘導体全般としてアレルギー・接触皮膚炎のリスクが一部の感受性の高い人に報告されています。ラノリンアルコールはラノリン自体よりもアレルゲン性が高いと指摘されることもあり、敏感肌・アトピー性皮膚炎のある方には注意が必要です。コメドジェニック性も比較的高めとされています。環境面では動物由来成分であるため、ヴィーガン・クルエルティフリー志向の製品とは相容れません。

相性の良い成分

グリセリン セテアリルアルコール 乳化ワックス

相性の悪い成分・混合注意

高級脂肪酸 陰イオン界面活性剤(過度な配合時)