Ingredient Analysis

ポリオレイン酸スクロース

ノニオン界面活性剤 9件の商品に配合 ID: 3758
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+30

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ポリオレイン酸スクロース
慣用名・別名スクロースポリオレエート
INCI名Sucrose Polyoleate
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3〜8
EWGスコア3/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

スクロース(砂糖)にオレイン酸を複数エステル結合させたノニオン界面活性剤。乳化・可溶化剤として機能し、トリートメント・コンディショナー類に広く使用される。皮膚・毛髪への馴染みがよく、保湿補助やエモリエント効果も期待できる半合成成分。

ポリオレイン酸スクロースの解析

ポリオレイン酸スクロースは、砂糖(スクロース)の水酸基にオレイン酸(C18:1不飽和脂肪酸)を複数エステル結合させたノニオン(非イオン)界面活性剤です。スクロースエステル系の乳化剤として、主にトリートメント・コンディショナー・ヘアマスクなどのリーブオン・リンスオフ製品に配合されます。

オレイン酸は細胞膜構成脂質と構造的に近く、皮膚・毛髪との親和性が高い脂肪酸です。そのため本成分は単なる乳化剤にとどまらず、毛髪表面への油分補給やエモリエント効果、しっとり感の付与にも寄与するとされています。スクロース由来の親水部と、オレイン酸由来の疎水部を持つため、水中油型乳化系の安定化に有効です。

植物由来原料(砂糖・植物油)を基盤とした半合成成分であり、生分解性は比較的良好です。刺激性は低く、皮膚感作性も低いとされており、敏感肌向け処方にも採用されることがあります。ただし、オレイン酸を含む油分はコメドを誘発するリスクがゼロではなく、毛穴が詰まりやすい肌質では注意が必要です。製品中での配合目的は主に乳化・エモリエント補助であり、それ自体に突出した機能性はないものの、使用感向上や処方安定化に貢献する実用的な成分です。

相性の良い成分

グリセリン セチルアルコール パンテノール