Ingredient Analysis

ラウレス-3酢酸ナトリウム

アニオン界面活性剤 8件の商品に配合 ID: 52950
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウレス-3酢酸ナトリウム
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム
慣用名・別名酸性石けん、ラウレス-3カルボン酸Na
INCI名Sodium Laureth-3 Carboxylate
化学式C16H33O6Na
分子量約362 Da
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウレス-3酢酸ナトリウムの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

酸性石けんと呼ばれるアニオン界面活性剤。ラウリルアルコールにEOを3モル付加したエーテルに酢酸基を導入した構造で、通常の石けんと異なり酸性域でも洗浄・起泡性を維持する。低刺激で適度な洗浄力があり、さっぱりとした仕上がりが特徴。硫酸系界面活性剤の代替として注目される優良洗浄成分。

ラウレス-3酢酸ナトリウムの解析

ラウレス-3酢酸ナトリウム(Sodium Laureth-3 Carboxylate)は、「酸性石けん」と称される特殊なアニオン界面活性剤である。ラウリルアルコールに酸化エチレンを3モル付加重合したエーテル型の中間体に酢酸基(カルボキシメチル基)を導入した構造を持ち、エーテルカルボキシレート型に分類される。

最大の特徴は幅広いpH域での安定した洗浄性。通常の脂肪酸石けんは酸性条件下で洗浄力を失い、不溶性の脂肪酸に変化するが、本成分はpH4.5〜8.5の広い範囲で機能を維持する。これにより、頭皮環境に近い弱酸性処方が可能となり、頭皮への負担を最小化しながら確実な洗浄を実現できる点が大きな優位性である。

洗浄力はアミノ酸系よりやや強め、硫酸系(ラウレス硫酸Na等)よりも穏やかという絶妙なポジションを持ち、過剰な皮脂除去を抑えつつさっぱりとした洗い上がりを提供する。泡立ちもよく、使用感の満足度が高い。EWGスコアは3と低く、刺激性・アレルギー性もほとんどないと評価されており、敏感肌・頭皮ケアシャンプーへの配合に適している。

他の界面活性剤との相性も良好で、コカミドプロピルベタインラウロイルメチルアラニンNaなど両性・アミノ酸系成分と組み合わせることで洗浄力・泡質・マイルド感のバランスを高められる。カチオン界面活性剤や金属イオンとの配合は避けることが推奨される。環境負荷も比較的低く、生分解性が良好な点でも持続可能な処方に貢献する成分として評価が高い。

相性の良い成分

グリセリン 保湿剤 植物エキス

相性の悪い成分・混合注意

高分子カチオン界面活性剤 陽イオン系コンディショナー成分