| 成分名 | (プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー |
| 慣用名・別名 | PA/MAコポリマー |
| INCI名 | Acrylamidopropyltrimonium Chloride/Dimethylacrylamide Copolymer |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜2% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー(通称:PA/MAコポリマー)は、資生堂と三菱化学の共同開発によって生まれたカチオン性高分子コンディショニング剤。ジメチルアクリルアミド(DMA)とアクリルプロピルトリモニウムクロリド(APTC)を共重合させた構造を持ち、帯電防止・皮膜形成・ヘアコンディショニングの3機能を一成分で担う点が最大の特徴。
作用機序の核心は選択的吸着にある。健常毛に比べてダメージ毛はキューティクル剥離による負電荷の露出が顕著で、カチオン性を持つPA/MAコポリマーはその部位に静電的に引き寄せられ均一に吸着する。結果として毛髪表面の凹凸を平滑化し、摩擦係数を低下させる。これはすすぎ時の指通り感だけでなく、乾燥後のツヤ感・サラサラ感にも直結する。高分子であるため内部浸透は期待しにくく、主な作用は表面コーティングに集中する。
類似成分として知られるシリコーン(ジメチコン等)と比較すると、PA/MAコポリマーは水溶性かつ極性が高いため、乾燥後のべたつきが少なく、ノンシリコン処方のトリートメントやシャンプーに多用されている点が差別化ポイント。シリコーンが「コーティングの厚み」で手触りを演出するのに対し、PA/MAコポリマーは「電荷による精密吸着」で必要な部位にのみ皮膜を形成するイメージ。傷んだ部分だけを選んで補修テープを貼るような働きといえる。
配合上の注意として、強いアニオン性界面活性剤と混合するとイオン複合体を形成して不活性化しやすい。シャンプー処方での配合には処方設計上の工夫が必要で、濃度・配合順・pHコントロールが効果発現の鍵を握る。安全性は比較的良好で、皮膚刺激性・毒性に関する明確な懸念報告は少ないが、高濃度使用では頭皮への残留と閉塞感のリスクがある。環境面では高分子合成品であるため生分解性はやや低い。
8件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
TSUBAKIツバキ プレミアムEX IR シャンプー製造販売元:ファイントゥデイ資生堂総合点 3.83
TSUBAKI プレミアムモイストシャンプー製造販売元:エフティ資生堂総合点 3.36
マシェリ エアフィールシャンプー 製造販売元:資生堂総合点 3.31
マシェリ モイスチュア シャンプー製造販売元:資生堂総合点 3.18
マシェリ モイスチュアシャンプーEX製造販売元:エフティ資生堂総合点 3.18
TSUBAKI(ツバキ) しっとりまとまるシャンプー製造販売元:資生堂総合点 3.07
マシェリ エアフィール シャンプーEX製造販売元:エフティ資生堂総合点 3.05
マシェリ エアフィール シャンプー製造販売元:ファイントゥデイ総合点 3.00