Ingredient Analysis

ラウレス-5カルボン酸

アニオン界面活性剤 27件の商品に配合 ID: 6547
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウレス-5カルボン酸
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム
慣用名・別名ラウレス-5酢酸Na(旧名称)
INCI名Laureth-5 Carboxylic Acid
化学式C12H25-(OCH2CH2)5-OCH2COOH
由来半合成
推奨配合濃度3〜8%
適正pH域3.5〜6.0
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 ○ +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 ○ +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +40
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 ○ +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 ○ +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 ○ +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

酸性石けんとも呼ばれるアニオン界面活性剤。ラウリルアルコールにエチレンオキシドを5モル付加したエーテルカルボン酸で、弱酸性下でも安定した洗浄・起泡力を発揮。低刺激性が高く、頭皮・肌に優しいさっぱり系洗浄成分。石けんと似た洗い上がりを持ちながら、pHの制約が少ない点が特徴。

ラウレス-5カルボン酸の解析

ラウレス-5カルボン酸は、ラウリルアルコール(炭素数12の脂肪族アルコール)にエチレンオキシドを平均5モル付加したポリエーテル鎖を持ち、末端にカルボキシル基(-COOH)を導入したエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤(酸性石けん系)です。INCI名はLaureth-5 Carboxylic Acid、医薬部外品表示名称はポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム(Na塩形)にあたります。

最大の特徴は弱酸性〜中性域でも安定した起泡性と洗浄力を持つ点です。通常の石けん(脂肪酸塩)はアルカリ性でしか有効に機能しませんが、ラウレス-5カルボン酸は酸性側でも処方可能なため、頭皮・肌のpHに近い弱酸性シャンプーや洗顔料への配合に適しています。ケラスターゼやロレアルプロフェッショナルなど、サロン系ブランドのシャンプーに採用実績があります。

洗浄力は高めでありながら、エチレンオキシド鎖が皮膚タンパク質への結合を緩和し、刺激性が低いのが利点です。エチレンオキシドの付加数(数字)が大きいほど洗浄力が穏やかになり、潤いを残す洗い上がりになります。ラウレス-5はラウレス-4よりマイルドで、ラウレス-6よりやや洗浄力が高いバランス型です。

仕上がりはさっぱり系で、過度なコンディショニング効果はありません。補修・保湿・ツヤ付与といった直接的なヘアケア効果は期待しにくく、洗浄・起泡を主目的とした成分として位置づけられます。環境面では、エチレンオキシド付加物のため完全な生分解性に若干の懸念はありますが、アルキル硫酸塩系と比べると安全性・低刺激性の面で優れています。敏感肌・敏感頭皮向け処方や弱酸性対応処方を設計する際の主力洗浄剤として高い評価を得ています。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ベタイン

相性の悪い成分・混合注意

強陽イオン界面活性剤 多価金属塩

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