Ingredient Analysis

酸化Mg

成分 8件の商品に配合 ID: 814
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+10

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名酸化Mg
医薬部外品名酸化マグネシウム
慣用名・別名酸化Mg、マグネシア
INCI名Magnesium Oxide
化学式MgO
分子量40.30 Da
由来鉱物
推奨配合濃度0.5〜5%
適正pH域9〜10(水中)
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 旧指定成分
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +10
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

酸化マグネシウム(MgO)は無機化合物で、白色粉末状の鉱物由来成分。強いオイル吸収能を持ち多孔質構造により過剰皮脂を吸着。弱アルカリ性(pH9〜10)でpH調整剤としても機能。屈折率が高く光散乱・ソフトフォーカス効果あり。染毛剤・パーマ剤には不配合だが、シャンプーや育毛剤など幅広い医薬部外品への配合実績を持つ。制酸・充填剤・摩擦剤的役割も担う多機能無機成分。

酸化Mgの解析

酸化マグネシウム(MgO)は、鉱物由来の無機白色粉末で、化粧品・医薬部外品の両分野で幅広く使われる多機能成分だ。その作用の中心にあるのは高い多孔質構造による油脂吸着能で、皮脂やテカりを抑制するオイルコントロール剤として機能する。スキンケアやシャンプーに配合された際、余分な皮脂を物理的に吸着することで、肌・頭皮の清潔感と爽快感を維持する。

化学的にはMgOはアルカリ性(水と反応するとpH9〜10前後)を示すため、pH調整剤としての役割も重要だ。特に染毛剤やパーマ剤など高pH環境の製品では、均一な仕上がりを助けるバッファー的機能を果たす(ただし染毛剤・パーマ剤への配合は医薬部外品基準上対象外)。一方で、皮膚に直接触れる製品でのアルカリ性は肌バリアを乱すリスクもあり、配合濃度と製剤全体のpH管理が重要になる。

光学的特性も見逃せない点で、高い屈折率による光散乱・ソフトフォーカス効果があり、ファンデーションや日焼け止めにおいて毛穴・シワを目立たなくする光学的補正に寄与する。これはタルクや球状シリカと同様の物理的演出だが、MgOは制酸作用・摩擦剤的特性も持つ点でより多面的だ。

日常的なたとえで言えば、MgOは「スポンジのような白い砂」に近い存在で、油を吸いつつ光を散らし、pHを整える三役をこなす縁の下の力持ち。安全性は比較的高く、EWGスコアも低リスク域に位置するが、高配合時のアルカリ刺激には注意が必要。環境負荷は採掘・焼成工程による炭素排出がやや懸念されるものの、生分解性の問題はない鉱物成分だ。

相性の良い成分

タルク 球状シリカ カオリン

相性の悪い成分・混合注意

酸性成分 クエン酸 乳酸