Ingredient Analysis

グリセリル‐N‐(2‐メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体

成分 6件の商品に配合 ID: 87159
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-10

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名グリセリル‐N‐(2‐メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体
医薬部外品名グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体
慣用名・別名セラキュートV, CERACUTE V
INCI名Glyceryl-N-(2-Methacryloyloxyethyl)Carbamate/Stearyl Methacrylate Copolymer
分子量約40000 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -10
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

セラキュートVの名で知られる合成高分子。グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメートとメタクリル酸ステアリルのモル比約3:2の共重合体(平均分子量約40,000)。セラミド類似構造を持ち設計された機能性ポリマーで、塗布・乾燥過程でポリマー同士の強い親和力と長鎖アルキル基による柔軟性が相まって弾力性の高い被膜を形成。肌・毛髪双方に高い表面改質効果と保水性を発揮する先進素材。

グリセリル‐N‐(2‐メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体の解析

セラキュートV(CERACUTE V)の商品名で知られるこの成分は、皮膚バリア機能の要であるセラミドの構造を模倣して設計された合成高分子である。グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメートとメタクリル酸ステアリルをモル比約3:2で共重合したポリマーで、平均分子量は約40,000。医薬部外品成分として117件もの製品への配合実績を持つ、信頼性の高い機能素材だ。

作用機序はユニークで、肌や毛髪に塗布後、乾燥の過程でポリマー鎖同士の強い親和力が網目状の被膜ネットワークを形成する。同時に、長鎖ステアリル基に由来する柔軟性が被膜に弾力性をもたらし、「つっぱり感のない自然なハリ」を実現する点が大きな特徴だ。一般的なフィルム形成ポリマーが硬く不自然な皮膜を形成しがちなのとは対照的に、セラキュートVはまるで肌本来の弾力を取り戻したような感触を付与する。

スキンケア領域では、細かな網目構造による高い保水性と、セラミドを超えるとも言われる肌親和性が相まって、肌のハリ・弾力改善に大きく貢献する。ヘアケア領域では、毛髪表面への被膜形成に加え、毛髪内部への浸透によるボリューム感の付与も期待できる。さながら「分子サイズのスプリングを毛髪一本一本に巻き付ける」ような作用だ。

安全性の面では合成ポリマーながら刺激性は低く、多くの製品カテゴリー(スキンケア・ヘアケア・ボディケア)に幅広く採用されている。日本では医薬部外品承認成分かつ旧指定成分(表示指定成分)として位置づけられており、配合されている場合は全成分表示において確認可能。セラミド・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドなど保湿・バリア改善成分との相乗効果が期待でき、特にエイジングケアを訴求する製品での活用価値が高い先進成分である。

相性の良い成分

セラミド ヒアルロン酸 グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 高温加熱処理