| 成分名 | N-混合脂肪酸(C12-14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液 |
| 医薬部外品名 | N-混合脂肪酸(C12,C14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液 |
| 慣用名・別名 | アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA |
| INCI名 | TEA-LAUROYL/MYRISTOYL ASPARTATE |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 5〜7 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA(INCI名:TEA-Lauroyl/Myristoyl Aspartate)は、旭化成ファインケムが2015年頃に開発した比較的新しいアミノ酸系アニオン界面活性剤で、「アミノフォーマー® FCMT-L」の商品名で知られる。親水基にアミノ酸の一種であるアスパラギン酸、親油基にヤシ油由来のラウリン酸(C12)・ミリスチン酸(C14)を用い、トリエタノールアミン(TEA)で中和した構造を持つ。
最大の特徴は、弱酸性域(pH5〜7)での豊かな泡立ち。従来のアシルグルタミン酸系アミノ酸洗浄剤が低pH域で泡立ちを落としやすいのに対し、本成分は同条件下で約1.5倍の起泡性を発揮する。頭皮や肌の生理的pHに合わせた処方設計が可能なため、頭皮や肌へのやさしさを重視したシャンプー・洗顔料に有用。
洗浄力は穏やか〜中程度で、必要な皮脂は残しつつ余分な汚れを除去するバランス型。洗い上がりはしっとりとした質感で、コンディショニング効果も伴うため、洗浄後の軋みを感じにくい。また優れた増粘性を持つため、製剤の粘度調整にも寄与し、テクスチャーの向上に貢献する。
安全面では、アミノ酸系洗浄成分共通の穏やかさがあり、現時点で重篤な刺激・アレルギー報告は見られていない。ヤシ油由来の天然原料を用いており生分解性も比較的良好。ただし比較的新しい成分であるため、長期使用データや公的な安全評価(CIR等)の蓄積はまだ十分ではなく、慎重なユーザーは留意が必要。EWGスコアや国際的規制上の特段の問題は現状報告されていない。
同カテゴリのアシルグルタミン酸系やアシルグリシン系と相乗配合することで泡質・洗浄バランスをさらに高められる。スカルプケアや低刺激処方を謳うプレミアムシャンプーへの採用が増えつつある、注目度の高い洗浄成分。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)