Ingredient Analysis

N-混合脂肪酸(C12-14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液

アニオン界面活性剤 2件の商品に配合 ID: 87464
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名N-混合脂肪酸(C12-14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液
医薬部外品名N-混合脂肪酸(C12,C14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液
慣用名・別名アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA
INCI名TEA-LAUROYL/MYRISTOYL ASPARTATE
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域5〜7
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

アスパラギン酸とラウリン酸・ミリスチン酸(ヤシ油由来)を親水基・親油基に用いたアミノ酸系アニオン界面活性剤。弱酸性域(pH5〜7)でも豊かな泡立ちを示し、アシルグルタミン酸系と比べて約1.5倍の起泡性を持つ。しっとりとした洗い上がりと優れた増粘性が特長で、刺激が穏やかなため敏感肌・乾燥肌にも適する。

N-混合脂肪酸(C12-14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液の解析

アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA(INCI名:TEA-Lauroyl/Myristoyl Aspartate)は、旭化成ファインケムが2015年頃に開発した比較的新しいアミノ酸系アニオン界面活性剤で、「アミノフォーマー® FCMT-L」の商品名で知られる。親水基にアミノ酸の一種であるアスパラギン酸、親油基にヤシ油由来のラウリン酸(C12)・ミリスチン酸(C14)を用い、トリエタノールアミン(TEA)で中和した構造を持つ。

最大の特徴は、弱酸性域(pH5〜7)での豊かな泡立ち。従来のアシルグルタミン酸系アミノ酸洗浄剤が低pH域で泡立ちを落としやすいのに対し、本成分は同条件下で約1.5倍の起泡性を発揮する。頭皮や肌の生理的pHに合わせた処方設計が可能なため、頭皮や肌へのやさしさを重視したシャンプー・洗顔料に有用。

洗浄力は穏やか〜中程度で、必要な皮脂は残しつつ余分な汚れを除去するバランス型。洗い上がりはしっとりとした質感で、コンディショニング効果も伴うため、洗浄後の軋みを感じにくい。また優れた増粘性を持つため、製剤の粘度調整にも寄与し、テクスチャーの向上に貢献する。

安全面では、アミノ酸系洗浄成分共通の穏やかさがあり、現時点で重篤な刺激・アレルギー報告は見られていない。ヤシ油由来の天然原料を用いており生分解性も比較的良好。ただし比較的新しい成分であるため、長期使用データや公的な安全評価(CIR等)の蓄積はまだ十分ではなく、慎重なユーザーは留意が必要。EWGスコアや国際的規制上の特段の問題は現状報告されていない。

同カテゴリのアシルグルタミン酸系やアシルグリシン系と相乗配合することで泡質・洗浄バランスをさらに高められる。スカルプケアや低刺激処方を謳うプレミアムシャンプーへの採用が増えつつある、注目度の高い洗浄成分。

相性の良い成分

グリセリン キサンタンガム ヒアルロン酸Na

相性の悪い成分・混合注意

陰イオン界面活性剤との併用過剰 強酸性pH調整剤

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