| 成分名 | メチルパーフルオロブチルエーテル |
| INCI名 | Methyl Perfluorobutyl Ether |
| 化学式 | C5H3F9O |
| 分子量 | 314.08 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜5% |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
メチルパーフルオロブチルエーテル(MPFE)は、炭素鎖にフッ素原子が多数置換したパーフルオロエーテル構造を持つ含フッ素有機溶剤です。分子式はC₅H₃F₉O、分子量約250で、化粧品では主に溶剤・減粘剤・起泡補助剤として機能します。
最大の特徴は高い溶解力と低い表面張力。油性成分・脂質を効率よく溶解し、製剤中での成分分散を助けます。液体が広がりやすく皮膚へのなじみが良いため、使用感・塗布性の向上に顕著な貢献をします。また熱安定性が高く、高温条件下でも分解しにくい性質があります。
自己発泡クリーム(フォーミングクリーム)の原料としても利用され、洗顔フォームやクレンジング製品での採用例があります。起泡・発泡を助け、洗浄時の軽やかなテクスチャーや泡立ちに寄与します。
安全性については動物実験において毒性が低いことが示されており、CosDNAでのリスク係数は1と評価されています。ただし、フッ素化合物全般に対するPFAS(パーフルオロアルキル化合物)規制の国際的な議論が進んでいることは留意が必要です。オゾン破壊係数(ODP)がゼロで地球温暖化係数(GWP)も比較的低く、旧来のフロン系溶剤と比べて環境配慮型とされていますが、生分解性の低さという課題は残ります。
配合量は少量でも効果を発揮しやすく、クレンジング・洗顔・スキンケア・ヘアケア製品など幅広い製剤に応用できる汎用性の高い成分です。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)