| 成分名 | ステアリルトリモニウムサッカリン |
| 慣用名・別名 | サッカリンステアリルトリモニウム |
| INCI名 | Stearyl Trimonium Saccharin |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 4.0〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
ステアリルトリモニウムサッカリンは、長鎖脂肪族(ステアリル基・C18)とトリメチルアンモニウム基を持つカチオン界面活性剤であり、対イオンとして塩化物イオン(Cl⁻)ではなくサッカリン(糖精)を使用する点が構造上の最大の特徴。これにより従来の塩化ステアルトリモニウムより皮膚刺激が若干緩和されると考えられている。
作用機序はシンプルで、毛髪表面のケラチンタンパク質は等電点以下のpHでマイナスに帯電しており、ダメージ毛ではさらに負電荷が増大する。ここにカチオン成分がイオン結合で吸着し、疎水性のC18鎖が外向きに配向することでコーティング層を形成。摩擦係数を下げて指通りを改善し、静電気を抑制する。ジメチコンがシリコーン膜で物理的に潤滑性を付与するのに対し、本成分はイオン結合による電気的吸着が主体であり、作用のアプローチが異なる。
ヘアケア製品(コンディショナー・トリートメント・リンスインシャンプー)に0.5〜3%程度で配合されることが多く、使用後の滑らかさ・手触り改善を即座に体感できる速効型成分。ただし頭皮付着はリスク要因であり、カチオン界面活性剤全般に共通する「タンパク質変性」「皮膚バリア破壊」の懸念から、敏感肌や頭皮への直接塗布は推奨されない。洗い流しが前提の製品での使用が基本。
サッカリン対イオンという点は環境負荷の観点でも注目されるが、カチオン界面活性剤全般に生分解性の低さが指摘されており、環境配慮面では劣る評価となる。同カテゴリのセトリモニウムクロリド(C16)より疎水性が高い分コーティング持続性はやや有利だが、刺激性は総じてカチオン系共通のデメリットを持つことは覚えておきたい。
10件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
ケラテックスファイバーシャンプー製造販売元:ハホニコ(hahonico)総合点 4.60
ハホニコ ディスデモカ ヘアクレンジング シャンプー製造販売元:ハホニコ(hahonico)総合点 4.55
ハニーアロマ シャンプー(つやつやローズ) 製造販売元:山田養蜂場総合点 4.53
ハニーアロマ シャンプー(なめらかラベンダー) 製造販売元:山田養蜂場総合点 4.53
ハニーアロマ シャンプー(ふんわりオレンジ) 製造販売元:山田養蜂場総合点 4.53
ハホニコ ディスデモカ ヘアクレンジング製造販売元:ハホニコ総合点 4.51
K+シャンプー 製造販売元:ノースポイント総合点 4.37
LIPS and HIPS (リップス アンドヒップス) HAIR SOAP製造販売元:アインファーマシーズ総合点 4.35
EARTHEART シルクワン チャージ シャンプー製造販売元:株式会社アースホールディングス総合点 3.99
ウォータープログラムトリートメント製造販売元:髪美人育成プロジェクト総合点 2.62