Ingredient Analysis

POEメチルグルコシド

ノニオン界面活性剤 9件の商品に配合 ID: 88859
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+30

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名POEメチルグルコシド
慣用名・別名POEメチルグルコシド
INCI名PEG-120 Methyl Glucose Dioleate / Methyl Gluceth-10 (誘導体により異なる)
分子量可変(PEO鎖長により異なる)
由来植物(とうもろこし由来グルコース)
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.0〜8.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
日本規制 化粧品原料
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +30
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

とうもろこし由来グルコースにPEGを結合させたノニオン系保湿・乳化助剤

POEメチルグルコシドの解析

POEメチルグルコシドは、とうもろこし由来のグルコース(ブドウ糖)から作られるメチルグルコシドに、ポリオキシエチレン(PEG)をつないだ成分だ。水になじむ部分と油になじむ部分を併せ持つ界面活性剤の一種で、電気的な性質を持たないノニオン(非イオン)系に分類される。PEG-120 Methyl Glucose Dioleate などの名前でも呼ばれ、誘導体によって表記は異なる。

水分を保つ保湿剤や、水と油を混ぜ合わせる乳化の助剤として配合される。肌ざわりをなめらかに整える目的で使われることもある。今回の商品では化粧水・乳液・美容液といったスキンケア化粧品が中心で、ボディソープや育毛トニックにも入っている。

安全性の評価は穏やかだ。EWGスコアは1(1〜10で低いほど懸念が少ない)で、米国の成分安全性評価(CIR)では「Safe as Used」、つまり通常の使い方では安全とされている。コメドジェニック指数は0で、EUの表示義務アレルゲンにも該当しない。日本では化粧品原料として扱われる。ただし、どんな人にも刺激がないとは言い切れない。

ニキビケアや敏感な肌向けをうたう商品にも使われているのは、こうした穏やかな評価によるところが大きいだろう。毛穴をふさぎにくいとされる指標が0である点も安心材料だ。肌が敏感な人は、初めて使う商品を腕の内側などで試してから顔や全身に使うと安心できる。

この成分は主役というより、使い心地と保湿を支える脇役だ。商品を選ぶときは、この成分の有無よりも、全体の成分構成が自分の肌質に合っているかを見るとよい。

相性の良い成分

グリセリン・ヒアルロン酸との併用で保湿効果向上