Ingredient Analysis

POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.)

アニオン界面活性剤 8件の商品に配合 ID: 88869
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+20

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.)
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム
慣用名・別名ラウレス-3カルボン酸Na
INCI名Sodium Laureth-3 Carboxylate
化学式C₁₂H₂₅O(CH₂CH₂O)₃CH₂COONa
由来半合成
推奨配合濃度2〜8%
適正pH域3.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.)は、ラウレス-3をカルボキシメチル化したアニオン界面活性剤(酸性石けん系)。弱酸性域でも使用可能で、石けん様のさっぱりした仕上がりと高い洗浄力を持ちながら、従来の石けんより低刺激。スカルプシャンプーや育毛系製品に多く採用される。

POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.)の解析

POEラウリルエーテル酢酸Na(3E.O.)は、ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテルに酢酸基を導入したエーテルカルボン酸型のアニオン界面活性剤で、INCI名は「Sodium Laureth-3 Carboxylate」に相当する。酸性石けんとも呼ばれ、石けんの洗浄感に近いさっぱりとした仕上がりを実現しつつ、弱酸性〜中性域のpH調整が可能な点が大きな特徴である。

通常の脂肪酸石けんはアルカリ性でしか機能しないが、本成分はpH5〜8程度の広い範囲で洗浄力を発揮できる。これにより頭皮や肌の生理的pHに近い処方設計が可能となり、従来の石けん型シャンプーよりも頭皮刺激が低減される傾向がある。EO付加モル数が3と比較的少ないため、疎水性が強めで高い洗浄・脱脂力を持つ一方、保湿性や刺激低減の点ではEO数が多いものに劣る場合もある。

配合実績としてはアデランスの育毛シャンプーやMARO、クラシエのスカルプシャンプーなど、メンズ向け・スカルプケア系製品に多く見られる。適度な泡立てと石けん様のすすぎ感が男性用途に好まれていると考えられる。安全性については、医薬部外品原料として収載されており、通常の使用濃度では皮膚刺激性はほとんどなし〜わずかと評価されている。ただしEOを含む構造上、製造過程で微量の1,4-ジオキサンが混入する可能性があり、原料品質管理が重要である。環境面ではEO系界面活性剤として生分解性はある程度あるものの、完全ではなく環境負荷はやや懸念される。

相性の良い成分

グリセリン メドウフォーム-δ-ラクトン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

カチオン系界面活性剤 金属イオン