Ingredient Analysis

ラウリルアミノジ酢酸Na液

アニオン界面活性剤 4件の商品に配合 ID: 89090
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+20

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ラウリルアミノジ酢酸Na液
医薬部外品名ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム液
慣用名・別名ラウリルイミノジ酢酸Na
INCI名Sodium Lauryl Iminodiacetate
化学式C16H30NNaO4(無水体参考値)
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリルアミノジ酢酸Na液は、ラウリル基とジ酢酸(イミノジ酢酸)を組み合わせた両性・アニオン性界面活性剤。弱酸性〜中性域でとくに起泡性・洗浄力を発揮し、石鹸由来成分に近いさっぱりした使用感を持つ。肌への刺激が比較的少なく、アミノ酸系洗浄剤の代替・補助として幅広いスキンケア・ヘアケア製品に配合される。

ラウリルアミノジ酢酸Na液の解析

ラウリルアミノジ酢酸Na液は、炭素数12の直鎖アルキル(ラウリル基)を疎水部に持ち、イミノジ酢酸(ジ酢酸)を親水部に持つ両性型/アニオン性界面活性剤の水溶液製剤である。pH域によって帯電状態が変化し、弱酸性〜中性ではアニオン〜両性挙動を示す。そのため石鹸や強力アニオン系よりも皮膚タンパク質への変性作用が抑制されており、頭皮・肌へのダメージが少ない洗浄剤として評価されている。

使用感はさっぱり系で泡切れが良く、起泡力は弱酸性付近でとくに安定して高い。単独使用でも機能するが、ラウリル硫酸Naなどアニオン界面活性剤と組み合わせると皮膚刺激の緩和(タンパク変性抑制)と泡立ち向上の相乗効果が得られる。また弱酸性条件下でベタイン型や両性界面活性剤と組み合わせると起泡性がさらに高まることが知られている。

ヘアケア製品においては、静電気防止・柔軟化のコンディショニング補助効果も期待でき、育毛剤や頭皮ケア製品にも採用例がある。キレート作用を有するイミノジ酢酸構造を持つため、金属イオン封鎖による製剤安定化にも寄与する可能性がある。

安全性面では動物試験・ヒト試験ともにアレルギー性・刺激性は低く評価されており、医薬部外品成分としての使用実績も持つ。ただし高濃度では眼刺激が生じる可能性があるため、リーブオン製品への配合量には留意が必要。環境負荷は生分解性が期待されるものの、中程度の評価に留まる。

相性の良い成分

アミノ酸系洗浄剤 ベタイン系界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

強アニオン性洗浄剤 高濃度カチオン成分