Ingredient Analysis

マデカッソシド

植物由来成分 10件の商品に配合 ID: 89151
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+20

安全性
+30

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名マデカッソシド
INCI名Madecassoside
化学式C48H78O20
分子量576.60 Da
由来植物性
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域4.5〜6.5
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ツボクサ(Centella asiatica)から精製・単離されたトリテルペノイド配糖体。CICA成分の中核をなす高純度活性物質で、コラーゲン産生促進・抗炎症・鎮静・メラニン生成抑制(PAR-2阻害)など多面的な肌再生効果を持つ。炎症性色素沈着の予防や敏感肌ケアに有用な機能性スキンケア成分。

マデカッソシドの解析

マデカッソシド(Madecassoside)は、アジア伝統薬草であるツボクサ(Centella asiatica)から抽出・精製されたトリテルペノイドサポニン(配糖体)。一般的な「ツボクサエキス(CICA)」が複数成分の混合物であるのに対し、本成分はその中の特定活性物質を単離・高純度化したものであり、鎮静・修復効果をより直接的・集中的に発揮できる点が特徴。

主要な作用機序として、まずI型コラーゲン産生促進が挙げられる。線維芽細胞へのシグナル刺激によりコラーゲン合成を促し、加齢やダメージによる皮膚菲薄化・弾力低下に対してハリと厚みを補う。次に抗炎症・鎮静作用として、炎症性サイトカインの過剰産生を抑制し、ニキビ・刺激によるバリア障害後の肌をいち早く安定化させる。この作用はレチノール・ビタミンCなど刺激が生じやすい「攻め」の成分と併用した際の緩衝役(バッファー成分)としても評価されている。

美白(ホワイトニング)効果に関しては、メラニン生成抑制とPAR-2(Protease-Activated Receptor-2)活性阻害の二重アプローチが確認されている。PAR-2阻害によりケラチノサイトへのメラノソーム取り込みを制限し、炎症後色素沈着(PIH)の予防・改善に寄与する。

安全性プロファイルは高く、皮膚刺激性・感作性ともに極めて低い。配合目的として皮膚コンディショニング剤・酸化防止剤・皮膚保護剤に分類されており(化粧品成分表示名称リストNo.17収載)、セラム・シートマスク・バリアクリーム・日焼け止めなど幅広い剤形で活用されている。ナイアシンアミド・パンテノール・ヒアルロン酸との相乗効果が期待でき、酸性~中性処方で安定性が高い。

相性の良い成分

アラントイン パンテノール ナイアシンアミド レチノール

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 高pH製剤