Ingredient Analysis

ラウロイルイセチオン酸Na

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 89242
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウロイルイセチオン酸Na
慣用名・別名ラウロイルイセチオン酸ナトリウム
INCI名Sodium Lauroyl Isethionate
化学式C14H27NaO5S
由来植物性,半合成
推奨配合濃度2〜15%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア4/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウロイルイセチオン酸Naは、ヤシ油由来のラウリン酸とイセチオン酸を結合させたアニオン界面活性剤。低刺激でマイルドな洗浄力を持ちながら豊かな泡立ちと優れた泡切れを示し、肌・頭皮への負担が少ない。固形石鹸やシャンプーバーの素材としても使用される。

ラウロイルイセチオン酸Naの解析

ラウロイルイセチオン酸Na(Sodium Lauroyl Isethionate)は、ヤシ油から得られるラウリン酸とイセチオン酸(2-ヒドロキシエタンスルホン酸)をエステル結合させたアニオン(陰イオン)界面活性剤。スルホン酸塩型の構造により、広いpH域で安定した洗浄性を発揮する。

最大の特長はマイルドでさっぱりとした洗浄感豊かで細かい泡立ち。硬水中でも石鹸カスを生じにくく、泡切れが良好なため濯ぎ性に優れる。同系統のラウレス硫酸Naなどと比較して皮膚刺激性が低いとされ、敏感肌向けや低刺激処方の洗顔料・ボディソープ・シャンプーに採用されることが多い。また固体状の性質を持つため、シャンプーバーや固形洗顔石鹸のベース成分としても重宝される。

洗浄力はラウレス硫酸Na系に比べ穏やかであり、必要な皮脂を過剰に除去しにくい点が頭皮・肌環境の観点でポジティブに評価される。一方で、単独処方では洗浄力不足を感じる場合もあり、他の洗浄成分とコンビネーション配合されることが多い。コカミドプロピルベタインや両性界面活性剤との組み合わせでバランスよく機能する。

生分解性が比較的高く、環境負荷が低い点も近年注目される。EWGスコアは比較的低リスク域に位置し、安全性評価において大きな懸念点は報告されていない。コメドを生じやすいという報告も少なく、顔用製品への配合にも適する。植物由来の原料を使用しているため、ナチュラル・オーガニック訴求製品との相性も良い成分。

相性の良い成分

グリセリン ココイル系界面活性剤 パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

強力な陽イオン界面活性剤 高濃度の塩析剤