解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ディバインブランド名
ディバインナノシャンプーV容量
500ml参考価格
3024円1mlあたり
6円KaisekiID
2176どの成分にも言えることですが、メリットと弱点と言える部分を持ち合わせているものです。なので、互いを補い合うような成分を補助的に加える、というのは設計上どうしても欠かせない作業だったりするんですね。
このシャンプー、ディバインナノシャンプーVはそういう作業をすっ飛ばしてシンプルにしちゃった感じの内容です。
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na単品という思い切った洗浄剤設計。決して悪い成分ではなく、環境分解性も良く、刺激性もそこそこ低く、洗浄力はさっぱり高め、というタイプですが、やっぱり単独では何かと頼りない。ほとんど、この成分だけ、という処方は見たことがありません。それだけ弱点も少なくない成分ではあるんですが。
驚くべきことに、洗浄剤のほかには ほぼ植物エキス3つのみ。創傷治癒効果、抗菌作用などを付与する成分ではあります。ただ、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naとそれだけっていうのは驚異的に単純化された中身です。
やはり、洗浄剤の部分が一番アレですね。スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na自体、ヤバイというわけではないにせよ、通常他の洗浄剤とミックスして弱点をカバーしてもらってなんぼ、という側面が否めないので、洗浄体験自体は大変微妙になるのでは。
植物エキスにしても、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naで洗って流すだけですからね。その間に仕事にしろという方が酷なように感じます。良くも悪くも、本当に洗って流されるだけという形になりますからね。
複雑すぎるのもダメだが、単純化しすぎるのはもっとよくない。石鹸が純石鹸であるほど役に立たなくなるように、やはり界面活性剤も組み合わせの妙という面がありますから単純化もほどほどに。
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