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総合点

0.97

総合ランク

2932個中 2559

成分数

23

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
ノストラム シャンプー ノーマル解析チャート
販売元による宣伝文
●有機アルガンオイル※1とオリーブオイル※2を配合したシャンプー(全ての髪質用※3)
●しっかりと汚れを落として潤いを与え、髪本来の生き生きとした美しさを与えます。
●毎日のヘアケアに。
※1)アルガニアスピノサ核油 。
※2)オリーブ果実油 いずれも保湿、保護成分。
※3)すべての人に肌、髪トラブル等がおきないわけではありません。
ノストラム シャンプー ノーマル解析チャート
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ノストラム シャンプー ノーマルの解説

ギリシャからやってきたシャンプー。その地中海産の実力は?

概要

強気な値段設定のノストラム。そのシャンプーは、果たしてコストに見合った見返りを求められるのでしょうか。

ノストラムのコンディショナー、ヘアマスクはかなり残念なものでしたが・・。

  • ラウレス硫酸Naベース(やっぱりね)。
  • 香りにはこだわり
  • 光毒性
  • 無理やり感のある潤滑性付与

はい、ノストラムらしいといえばらしいですが、やっぱり低コストな作りなのがバレバレです。

ラウレス硫酸Na、塩化Na、コカミドプロピルベタインという安物の王道みたいな作りは当然として、それ以外にほとんど高級感を少しでも出そうという素材さえ含まないという徹底ぶり。

これって本当に安物だなぁ、という感じが滲み出ている全成分なんですね。

メーカーについて

ノストラムブランドは、株式会社S・Sから発売されています。株式会社S・Sは、あの横浜ランドマークタワーに本社のある会社のようですね。

その株式会社S・Sが、ギリシャ メディテラニアン コスメティックス社のブランドであるノストラムを販売している、ということらしいです。

ということで地中海産天然素材を用いた製品づくりが魅力、ということですね。

どんな商品?詳しく解析

このシャンプーは基本的にチープなのですが、元がギリシャのブランドということを考慮するならば、欧州の硬水環境でもしっかり洗えることを重視した可能性はありますね。

日本のように軟水環境ではないので、ただでさえ泡立ちにくい硬水でしっかり洗うために、ラウレス硫酸Naベースのシンプルな構成にした、というなら説得力があります。

もちろん、良質なシャンプーで泡立ちをしっかり出す、ということは全然可能となっていることは言い添えておきますが。

少しばかりラウロイルサルコシンナトリウムを添加し、さらなる泡立ちを出そうとしているのもそれなら納得です。

他には、非イオン界面活性剤ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルを添加して潤滑性を、PEG-12ジメチコンも同じく潤滑性を付与しようとしていますね。

これだけ粗雑な洗浄剤環境では、髪がギッシギシになってしまうのでこのへんのコンディショニング成分は必須ということでしょう。

そして、香り素材が色々と配合されて完成。

あ、あと地中海産のアルガンオイルとオリーブオイル配合というのを忘れてはいけませんね。どこ産だとしても、このシャンプーの中で果たせる役割には限界がありますが。

デメリットは?

なんといっても洗浄力がいたずらに高いことが問題になりそうです。

日本は先程も述べたとおり、軟水環境なので、洗浄力の強さが弱まることなくダイレクトにぶつかってしまいます。

それを考慮すると、ギリシャでは良くても日本にわざわざ持ってきて使うほどのものかなぁ、という印象ですね。

まとめ

ふつうに市販のよくあるシャンプーの方が格段にマシ、と言ったらそれまでです。

逆に、日本製のシャンプーはよく考えられているな、という事も言えると思います。

環境に合わせて最適化されるように、日本では日本の環境に合った製品つくりがされているのがよくわかりますね。必ずしもすべてがそうではないですが。

このギリシャ産のシャンプーも、ギリシャでは重宝されているかもしれません。

しかし、日本では厳しいですね。光毒性のクマリンが添加されているなど、脇の甘さも感じます。

そして、高額。高額な割に、得られるメリットがあまりに少ないと感じます。


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