WELEDA(ヴェレダ) ローズマリー スカルプクレンジングの解析結果

概要

• 粘土、泥でクレンジング系。
• プラス、アミノ酸系洗浄剤。
• 一見すると良さそうだが？

どんなメリットがある？

天然成分を中心に、マイルドに頭皮の汚れを除去しようという一品です。

乳化剤から泥成分、アミノ酸系洗浄剤まで、刺激性の少ない成分をズラリ揃えたあたりは好感度高そうですね。

吸着性のある粘土質のクレンジング性能は、たしかに狙った効果を実現してくれそうです。

デメリットは？

ベントナイト、という成分は、針状シリカ構造のためアスベストと同じリスクを抱えていると言われます。つまり、吸引すると肺にダメージを与える素材ですね。

本品で洗ったあと、頭髪に残ったベントナイトが乾燥して吸い込まれる、ということがないとも言い切れません。

そのような観点から評価した場合、必ずしも安全で低刺激な良い製品、と言い切れないのが実際のところです。

まとめ

なるべく天然成分で洗いたい、という願いを叶える頭皮クレンジング。そのような製品を切望されているのであれば、悪くない選択肢に見えるでしょう。

ただ、現実的にリスク評価した場合、ベントナイトをはじめとした長い目で見るとリスクがある成分をどう考えるか、という部分が懸案事項となります。

ここをどう考えるかで評価が割れる製品となりえるでしょう。