Ingredient Analysis

ココイルグルタミン酸Na

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 839
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ココイルグルタミン酸Na
慣用名・別名ヤシ油脂肪酸グルタミン酸Na
INCI名Sodium Cocoyl Glutamate
化学式C14H24NNaO5(主成分)
分子量約295 Da
由来植物性
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域4.5〜6.5
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸の縮合物ナトリウム塩。アニオン(陰イオン)系アミノ酸型洗浄剤の中でも特にしっとり・エモリエント系の代表格。弱酸性を示し、皮膚・粘膜刺激性が極めて低い。毛髪・皮膚への吸着性が高くコンディショニング効果を発揮するが、単体では起泡力が著しく弱く、汚れや皮脂存在下では泡立ちが消失しやすいため補助洗浄剤との併用が前提。硬水でも洗浄力を維持する特性を持つ。

ココイルグルタミン酸Naの解析

アミノ酸系洗浄剤の中でも「最もしっとり寄り」に位置づけられるアニオン界面活性剤。ヤシ由来の脂肪酸と、天然アミノ酸であるグルタミン酸(主に発酵由来)を縮合反応させて得られる半合成成分で、化学的にはアシルグルタミン酸塩(AG型)に分類される。同じアミノ酸系洗浄剤であるラウロイルグルタミン酸Naやコカミドプロピルベタインと比較しても、エモリエント性と肌への吸着力が際立って高く、洗浄後にしっとりとした質感を残す。

最大の特徴は弱酸性(皮膚と同等のpH)を示すこと。ラウリル硫酸Naのような従来型アニオン界面活性剤がアルカリ性を示すのとは対照的に、肌のバリア機能を乱しにくく、必要な皮脂を過剰に剥奪しない。ベビーシャンプーやダメージ毛ケア・敏感肌向け処方に採用されるのはこのためで、粘膜刺激性も洗浄剤の中ではトップクラスに低い部類に入る。また硬水中でも洗浄力が低下しにくい点は石鹸系洗浄剤との大きな差別化ポイントだ。

一方、単体では泡立ちがほとんど期待できないという構造的な弱点を持つ。脂質や整髪料が存在する状況では消泡がさらに加速するため、実際の処方ではコカミドプロピルベタインやラウロイルメチルアラニンNaなどの補助起泡剤との組み合わせがほぼ必須となる。ごくまれにこの成分だけで構成されたシャンプーを見かけるが、使い心地が極めてしっとりしすぎてベタつきを感じるケースもあるため注意が必要だ。

環境面では天然由来成分で生分解性が高く、サステナビリティを重視する処方とも相性が良い。類似成分のトレンドとしては、炭素鎖長の違うラウロイルグルタミン酸Na(ラウリン酸由来・よりサラサラ仕上がり)との組み合わせで洗浄感と仕上がりのバランスを調整するテクニックが多くのブランドで採用されている。洗浄力よりも潤い・安全性・マイルドさを優先したい処方において、この成分は強力な選択肢となる。

相性の良い成分

ココイルメチルタウリンNa ラウロイルグルタミン酸Na グリセリン ベタイン

相性の悪い成分・混合注意

強酸性pH環境 多価金属塩

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